第112話
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………!」
着地した瞬間、クロ―ゼのアーツが命中してしまい、足元から噴き出た水流に打ち上げられた。
「ハァッ!」
そして打ち上げられているロランスに空を飛んでいるニルが連接剣で強襲した!
「せいっ!」
しかしロランスは空中で態勢を整えて、ニルの攻撃を捌いた。
「そこだっ!」
さらにロランスはクラフト――零ストームを空から落ちながらエステル達に放った!
「それぇっ!」
しかしカーリアンが放った衝撃波に相殺された。
「………”戦妃”をどうにかしないと、防戦一方……か。本気を出さなければ、やられるのはこちらだな。10年をかけて磨いた修羅の剣、どこまで通用するか試させてもらうぞ!」
着地したロランスはカーリアンを見て、呟いた。そして残像を残すほどのスピードで、カーリアンに強襲した!
「むん!」
「フフ………」
常人では回避ができない攻撃をカーリアンは余裕の表情で双剣で捌いた。
「ハァァァァァァァ!!」
そしてロランスは激しい攻撃を何度もカーリアンに仕掛けた!
「フフ………私が睨んだ通り、結構やるじゃない♪」
一方カーリアンは楽しそうな表情でロランスの攻撃を捌いていた。
「”傭兵王”や”闘神”、”戦鬼”を……越えていると言われている貴女に……そんな言葉を……聞けるとは光栄……です!」
ロランスは激しい攻撃をしながら途切れ途切れに答えた。
「フフ、機会があったらその人達とも戦ってみたいわ♪それより、私にばっかり構っていていいのかしら?」
カーリアンは好戦的な笑みを浮かべて答え、尋ねた。
「!!」
カーリアンの言葉に込められている意味に気付いたロランスは自分の失策を悟って、攻撃をやめて一端後退しようとしたが遅かった。
「大地の力よ!我が仇名す者の力を我の元に……!地脈の吸収!!」
「!!」
いつの間にか詠唱を終えていたエステルの魔術が発動し、魔術によって地面から木の根が生えて来てロランスを拘束した。
「みんな、今よ!」
ロランスの動きを止めたエステルは仲間達に総攻撃の号令をかけた!そしてニルが最初に魔術を放った!
「光よ、集え!光霞!!」
「グッ!?」
ニルの魔術をまともに受けてしまったロランスは呻いた。
「ミントのとっておき、見せて上げる!ソードファング!!」
「えい!やあ!はあっ!」
「ガハッ!?」
そしてニルの魔術が命中した後、ロランスを挟み撃ちにしたミントとクロ―ゼはSクラフトやクラフトを放って、ロランスの傷をさらに増やした!そして2人の攻撃が終わると鞭に雷を宿らせたシェラザードが攻撃を仕
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