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ハイスクールD×D復讐と剥奪の王
6話『復讐者とグレモリー眷属<特訓>』
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。この程度で負けるんじゃ、あのクソ悪魔には勝てないな」

「初撃で終わらせるつもりだったのに、逆に攻められるとは思わなかったよ」

木場は苦笑しながらそう言う。

「………速さが特徴なお前は力をつければ、俺の厄介な敵になるかもな」

「夜鞠君とは、敵じゃなくて友達でいたいよ」

「………冗談はやめろ。俺は悪魔と仲良くする気はない」

俺はそう言って木刀を木場に渡し、別荘へと向かう。

その途中、グレモリーの横を通った際に言っておく。

「……俺と夕麻、ミッテルトは別で特訓とやらをやらせてもらう」

俺はそれだけを伝えると、別荘の中へと入っていく。

そんな俺に続くように、夕麻とミッテルトも別荘へ入ってくる。

「貴方って本当に人間なの?」

「……俺が人間以外のなんに見える?」

「いくら神器を持った人間でも、悪魔と堕天使に余裕で勝つなんて、無理スッよ」

「そんなもの、俺がただそいつらよりも強いだけだ」

そう言った俺は、その場に立ち止まる。

「………それで、俺の部屋はどこだ?」

「2階に上がって右の一番奥の部屋よ」

「…そうか」

俺は部屋の位置を確認し、自室へと向かう。

「………で、なんでお前らまで入ってきてるんだ?」

「なんでって、私達もこの部屋なのよ」

「…………グレモリーだけでも今、殺しとくか」

「部屋が足りなかったみたいっすから、殺すのは今は止めておいたらどうすっか?」

「…………殺せば、ゲームとやらにも出れなそうだからな。今は見逃すか」

俺がそう言うと、何故か夕麻がホッとした表情をする。

「それで、私達は何をするの?」

「………模擬戦だ。本当に死と隣り合わせの状況でな。勿論、俺対二人だ」

「………いいの?二対一じゃ、いくら貴方でも無事じゃすまないわよ」

「そのときは、俺が弱かっただけだ」

俺はそう言うと、夕麻とミッテルトを連れてグレモリー達がいない、裏の森に入っていく。






























「………あの悪魔を殺すまでは、このやり方で続ける。お前らは本気で、俺を殺しに来い」

『 Authorize 』

俺が言い終えると同時に、手元に光の槍が現れる。

それを見た二人も光の槍を手に取る。

「………相手を殺すつもりでこい。手を抜けば、その瞬間に死ぬと思え!」

俺はそう言いながら、夕麻へと接近していく。

「行かせないっすよ!」

そう言って、俺に向けて槍を投げてくるミッテルト。

俺はそれを右手の籠手で受け止める。

『 Devest 』

その機械音と
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