第109話
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」
「もちろん、通常飛行は可能ですけどね。新型の導力機関が開発が遅れて旧型を載せているだけで本来の性能が引き出せていないんです。ともかく、『アルセイユ』は情報部に奪われ、試験飛行も無期延期……。王都で途方に暮れていたところをユリアさんが呼んでくれたんです。」
「なるほど……」
ペイトンの事情を聞いたエステルは納得した。
「ふふ、よろしくお願いね。」
「城まで頼むわね♪」
「お願いしま〜す!」
「期待していますわよ。」
「ま、任せて下さい!」
シェラザードやカーリアン、ミントとニルの期待の言葉に整備士は緊張しながらも答えた。
そして飛行艇の入口についたクロ―ゼは5人に確認をした。
「もう正午まであまり時間はありません。乗り込んでエンジンを起動しますか?」
「ええ、急ぎましょ。」
「期待しているわよ、ニル。」
「ええ、任せて。」
「頑張ろうね、ママ!クロ―ゼさん!」
「ふふ………昨日の戦いの物足りなかった分、暴れさせてもらうわね♪」
「わかりました。……ペイトンさん。サポートをお願いします。」
エステル達の心強い言葉を聞いたクロ―ゼはペイトンに言った。
「シェラ姉、いよいよね……」
「ええ……。難しいミッションだけど、基本は何も変わらないわ。まあ、カーリアン様がいるから問題無く成功すると思うわよ?迅速に……そして着実にね。」
そして6人は飛行艇に乗り込み、正午を待った。
そしてついに正午の鐘が鳴り親衛隊と遊撃士による反撃作戦が今、開始された………!
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