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支持率
第六章
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「していかないと、それに」
「これがですね」
「政権の支持率上昇にもつながりますし」
「是非ですね」
「出さないといけませんね」
「教育の分野でもね」
 そちらでもというのだ。
「出さないといけないからね」
「では」
「これでいきますか」
「ここは」
「これでいこう、まあこうした政策からね」
 篠宮は考える顔で言っていく。
「やっていくのが政治だから」
「それにですね」
「効果もあがっていきますし」
「支持率もですね」
「上がりますね」
「僕はこの政策でいくよ」
 総理に出す政策はというのだ。
「それじゃあね」
「はい、総理にですね」
「お話を持っていきましょう」
 こうしてだった、篠宮は彼の政策を総理大臣のところに持っていった。すると。
 総理の阿波野芳正は頷いてだ、総理の席から彼に言った。
「わかりました」
「これでいいですか」
「この政策については」
 いいと言うのだった。
「閣議で審議にかけてです」
「そのうえで、ですね」
「決めます、ですが」
「政策としては」
「いいと思います」
 微笑んでだ、篠宮に言うのだった。
「こうした政策はマスコミにはあまり見られませんが」
「教育自体が」
「ネットでは見られますし」
「だからですね」
「実効がありますと」
 そうした政策はネットではというのだ。
「評価されます、ですから」
「それで、ですね」
「私としてもです」
 総理の彼もというのだ。
「どんどん出して欲しいので」
「では」
「これで閣議にかけます。これからもです」
 篠宮に言うのだった。
「お願いします」
「政策を、ですね」
「議員立法としてお願いします」
 こう注文がきてだった、篠宮は今後も政策を出すことになった。それで事務所に戻ってそのうえで渡辺に話すとだった。
 彼もだ、微笑んでこう篠宮に言った。
「よかったですね」
「うん、とりあえずはね」
「そうですねこれからもですね」
「議員立法を出してくれとお願いしたよ」
「ではこれが先生にとってですね」
「きっかけになるね」
 どういったきっかけかというと。
「政治家としてのステップアップのね」
「党内で評価されて」
「そしてね」
「地元でもですね」
「ここで国民の為となるけれど」
 それでもと言うのだった、苦笑いで。
「それと同じだけね」
「民主政治ですからね」
「うん、選挙があるからね」
「支持率がありますね」
「そう、どうしてもね」 
 こう苦笑いで話すのだった。
「それがあるよ」
「民主主義ですね」
「全くだよ」
 こう笑顔で話す、だが実際にだった。
 篠宮はこの時からも議員として法案を出してそれが評価され地元でもそれが支持、即ち票につながりそ
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