第105話
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テレーネです。」
「あ、貴女があの”姫君の中の姫君”……!無礼をしてしまい、申し訳ありません!自分は王室親衛隊、中隊長、ユリア・シュバルツと申します!”姫君の中の姫君”と名高い貴女に会えて光栄です!」
プリネの正体を聞いたユリアは驚いた後、敬礼をした。
「えーーー!!プリネちゃんって、皇女様だったの!?それもあの”剣皇”と”闇の聖女”の娘だなんて………!」
「これは驚いたね……!ただ者ではないと思ったけど……!」
一方プリネの正体を知ったアネラスやカルナは驚いた。
「ん?そう言えばそこの隊長さんがリフィアの事を”殿下”って呼んだけど、まさか……」
そしてグラッツはユリアのリフィアに対しての呼び方に気付き、恐る恐るリフィアを見た。
「フム。これから共に戦う戦友となるのだ。余達の事も知っておいたほうがいいな。……余の名はリフィア!リフィア・イリーナ・マーシルン!!現メンフィル皇帝シルヴァンの娘にして、メンフィルの未来の皇帝!」
「………メンフィル客将、エヴリーヌ。よろしく。」
「………ツーヤと申します。プリネ様に仕えております。」
リフィアは胸を張って答え、エヴリーヌやツーヤは軽く自己紹介をした。
「なんと……!」
「おいおい、マジかよ!?貴族どころか、皇族じゃねえか!それもメンフィル皇帝の跡継ぎとかとんでもねえ人物じゃねえか!!」
リフィア達の自己紹介を聞いたクルツやグラッツは目を見開いて驚いた。
「ねえ、プリネ。”あの人”には声をかけてくれた?」
一方エステルはリフィア達を見て、ある人物がいないのを見て、尋ねた。
「ええ。」
「あの、エステルさん?”あの人”とは一体………?」
プリネとエステルの会話に首を傾げたエルナンは尋ねた時
「フフ………それは私の事よ♪」
下の階から上がって来た人物――カーリアンがエルナン達の前に姿を現し、口元に笑みを浮かべて言った。
「えーーーー!!あ、貴女は!!」
「”戦妃”カーリアン殿………!!」
カーリアンの登場にアネラスやユリアは信じられない表情で驚いた。また、クルツ達も信じられない様子で驚いていた。
「来てくれてありがとう、カーリアン!」
「フフ……言ったでしょ。声をかけてくれたら力を貸すって。」
お礼を言うエステルにカーリアンは口元に笑みを浮かべて答えた。
「あ、貴女も力を貸して下さるんですか……!?」
一方エルナンはカーリアンまで救出作戦に参加する気でいる事に驚き、尋ねた。
「ええ。目の前に”戦”があると知ってて、ただの見物人でいるなん
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