第79話
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っちゃってもよかったのかしら?ユウナ達がレンが猟兵達を雇っている事を猟兵の雇用を法律で禁止しているリベールに教えてあげたらレンはリベールに捕まって、今まで積み上げてきた信用や実績も全部無くなるわよ?」
一方唇を噛みしめて黙り込んでいたユウナはすぐに不敵な笑みを浮かべてレンに問いかけた。
「ホント、浅はかねぇ……そんな単純な問題にレンが対処していないと本気で思っていたのかしら?既にレンが”色々な所に手を回して”リベール人のレンが猟兵を雇ってもいいように手配したから、レンは法律違反をした訳ではないから捕まらないわよ♪というかそもそもお姫様達もレンがママの護衛の為の猟兵を雇っている事を知っていて、不問にしているから全然問題ないわよ♪」
(まあ、グレーゾーンギリギリだけどな……)
「!!」
小悪魔な笑みを浮かべているレンの答えを聞いたルークは声に出さずに苦笑し、ユウナは目を見開いた。
「フッ、どうやら姉君の方が一枚上手だったようだね?」
「……”元”よ。それ以上ユウナを不愉快にするような事を言うならレンより先に貴方を”殲滅”するわよ、ブルブラン。」
「おっと、これは失礼した。」
ブルブランに視線を向けられたユウナは殺気を纏ってブルブランを睨んだ。
「うふふ、これでわかったでしょう?レンとの”格の違い”を。”元”とは言え、”妹”が”姉”に勝てると本気で思っていたのかしら?」
「……うふふ、そんな事を言っていられるのも今の内よ。――――導力停止現象で銃やアーツを封じられた事で本来の戦い方をほとんど封じられた元おねえちゃんが”執行者”のユウナに太刀打ちできると本気で思っているのかしら?」
レンの挑発に対してユウナは激怒せず、不敵な笑みを浮かべて大鎌を構えてレンを見つめて問いかけた。
「ホント、どこまでも浅はかな元妹ねぇ……レンの”もう一つの二つ名”を忘れたのかしら?」
「え………」
「”戦天使の遊撃士(エンジェリック・ブレイサー)”の”もう一つの二つ名”………?――――!!」
レンの問いかけにユウナが呆けている中、レンのもう一つの二つ名を思い出したルシオラが目を見開いたその時!
「―――遊撃士協会所属B級正遊撃士にして”アルバート流”奥伝並びに”八葉一刀流”二の型奥義皆伝……”小剣聖”レン・ブライト。道と義に従い、これより祖国リベール王国を襲撃した”賊”共の撃退を開始するわ。―――覚悟はいいわね?」
レンは”剣仙”ユン・カーファイから授かり、工房で強化した焔と氷の力をそれぞれ宿している二振りの小太刀―――”火燐”と”霜麟”を構えて更に気功技―――軽功で自身を強化して不敵な笑みを浮かべてユウナ達を見つめ
「同じくA級正
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