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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜聖魔の魔人姫との出会い〜
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魔物達に包囲された女性は唇を噛みしめて魔物達を睨みながら、自分の両親の顔を思い浮かべた。するとその時!
「二の型―――大雪斬!!」
「ギャンッ!?」
リィンが魔物達の背後から強襲して魔物の一体を葬った!
「え……」
リィンの登場に女性が呆けたその時リィンは女性に近づいて、女性を庇う形で魔物達を警戒していた。
「大丈夫ですか!?」
「は、はい。おかげさまで……貴方は一体……」
リィンが自分を庇った事に女性が戸惑っていると
「えいっ!セレーネ、今だよ!」
「はい!ディープインパクト!!」
「燃えなさいっ!―――ファイアッ!!」
「喰らえ―――ブレイクショット!!」
「十六夜―――”破”!!」
エリオット達も次々と駆け付けて魔物達を怯ませたり退治していた。
「みんな、まずはそちらの女性を守る形で円陣を組んで撃退するぞ!」
「おおっ!!」
そしてリィンの号令で仲間達は女性を守りながら周囲の魔物達を殲滅した。
「フウ……何とか終わったね。」
戦闘を終えたエリオットは安堵の表情をし
「突然急降下するから、驚いたわよ……」
「独断による単独行動は感心しないぞ?」
「ハハ……ごめん。状況からしてすぐに向かわないと不味いと判断したんだ。――――それで怪我はありませんか?」
アリサとマキアスの言葉に苦笑しながら答えたリィンは女性を見つめ
「はい、皆様のお蔭で生き延びる事ができ……まし…………た…………」
リィンの言葉に女性は微笑みながら答えたが何と地面に倒れた!
「ええっ!?」
「あ、あの!どこか具合が悪いのですか!?」
地面に倒れた女性を見たツーヤは驚き、セレーネは心配そうな表情で話しかけた。するとその時
グルルルル…………
何かの唸り声のような音が聞こえて来た。
「へ…………」
「な、何だ今の音は……?」
音を聞いたリィンは呆け、マキアスは戸惑い
「空腹の時に鳴る音だったような気がしますが……」
「え、えっと……もうすぐ夕食ですから、どなたかのお腹の音が鳴ったのでは?」
ツーヤの言葉に続くようにセレーネは苦笑しながら推測し
「わ、私じゃないわよ!?」
アリサは顔を赤らめて慌てた様子で否定した。すると
「ううっ………すみません………今の音はお恥ずかしながら
私
(
わたくし
)
ですわ………………昨日から何も食べていないんです…………」
女性が恥ずかしそうな表情で呟いた。
「え、えっともしかして倒れた理由は……」
「どうやら空腹で倒れたみたいですね
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