〜武術大会・決勝戦〜後篇
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炎よ……ここに来たれ!」
そしてエステルは鞘から剣を抜いて、片手で握り、もう片方の手には棒を握って叫んだ!すると、剣は”聖炎剣”になり、棒は”聖炎”によって刃が宿り、槍と化した!
「これで……終わりよ!」
エステルは両方の武器を構えて、そのままカーリアン目掛けて突進した!その技は棒、槍、剣が合わさった究極の技にして、聖なる炎を宿した奥義!
「聖技!!」
突進したエステルは槍と化した棒と剣で、カーリアンを十字に斬った!!
「グランドクロス!!」
エステルがカーリアンの背後まで駆け抜け、叫ぶと闘気と聖炎によってできた十字架がカーリアンに刻まれた!
「カハッ!?まさかこの私が負ける……なんて……ね……見事……よ。私の完敗……ね。」
エステルが放った究極のSクラフト――聖技・グランドクロスの威力にカーリアンは呻いた後、地面に倒れ、立ち上がらなくなった。
「はあ、はあ………ク!?まだ、倒れちゃ……駄目!!」
魔力、闘気を共に使いはたして、体力も限界だったエステルは元の姿に戻り、そのまま地面に倒れそうになったが、元に戻った棒を杖の代わりにするかのように地面にさして、倒れるのを踏みとどまった。また、剣は元の折れた剣に戻った。
「勝負あり!蒼の組、ジンチームの勝ち!」
そして審判はカーリアンの状態を見て、エステル達の勝利を宣言した……………!
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