〜武術大会・決勝戦〜後篇
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斬りの構えをした!
「アネラスさん、技を借りるね!さあ、行くわよ!!」
そしてエステルは2回戦でアネラスが見せた強烈な連撃のクラフト――八葉滅殺をカーリアンに放った!
「まだまだまだまだまだまだぁっ!」
「くっ…………」
普段なら隙を見つけて反撃するカーリアンだったが、片腕が火傷した影響であまり動かないため、防御するだけで精一杯だった。
「とどめっ!」
そしてエステルは最後の一撃をジャンプして、降下しながらカーリアンを攻撃しようとしたが
「そこよっ!冥府斬り!」
「キャッ!?」
カーリアンが放った強力な一撃のクラフトの威力に負けて、吹っ飛ばされた。
「続けて行くわよ!」
吹っ飛ばされたエステルを追撃しようとカーリアンは吹っ飛ばされて行くエステル目掛けて走ろうとしたが
「させるか!たあっ!」
「せいっ!」
「フッ!」
「ちっ!」
ジン達の攻撃に気付き、舌打ちをしてエステルを追撃するのを断念した。
「よっと!」
一方吹っ飛ばされたエステルだったが、空中で受け身を取って着地した。
「今のも駄目か………もっと、速く攻撃しないと駄目か。(そう言えば、パズモやテトリの前の主って凄い速さで舞うような剣技や剣に闘気を込めて衝撃波を出して戦っていたって聞いたわね。速さに舞う、剣に闘気を込める……か。よし!試してみよう!)」
エステルはパズモやテトリから聞いたパズモ達の前の主が使っていた剣技の特徴を思い出し、その場で少しの間瞑想した後、決意の表情になった後、持っている剣を両手で掴んで、剣を振り上げて剣に闘気を込めた!
「ハァァァァァ……!」
エステルが剣に闘気を込めると、剣全体を闘気が包み込んだ。そしてエステルは剣を振りおろして、剣に込められた闘気を放った!
「円舞剣!!」
「なっ!?キャアッ!?」
エステルが放った技名を聞いて驚いたカーリアンは、エステルの技に反応するのに遅れて、エステルの技を受けてしまい、のけ反った。そしてヨシュア達は畳みかけるようにクラフトを放った!
「絶影!」
「ぬおぉぉぉぉぉっ!千手悔拳!!」
「そぉれっ!クイックドロウ!!」
「この………やられっぱなしでいると思わないでよね!……白露の桜吹雪!!」
ヨシュア達の攻撃を必死に捌いていたカーリアンはSクラフトを放った!
「くっ!」
「ぐっ!」
「おあっ!」
カーリアンのSクラフトによって、ヨシュア達はダメージを受けると同時に吹っ飛ばされた!
「身妖舞!!」
「嘘っ!?」
しかしカーリアンの攻撃範囲外にいたエステルはSクラフ
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