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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第91話
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……!き、緊張した〜。」
「まさかクローディア殿下とこんな所で会えるとは予想外だったぞ……」
二人が去るとエリオットとマキアスは疲れた表情で溜息を吐き
「フフ、6月から連続で王族の方達と出会っているな。」
「アハハ……確かにそうですね。」
「素敵な方だったわよね、クローディア殿下……」
静かな笑みを浮かべるガイウスの言葉にエマは苦笑し、アリサは羨望の眼差しでクローディア姫達が去って行った方向を見つめ
「まさに噂通りの聡明な姫君だったな……」
「うむ。」
ユーシスの言葉にラウラは頷き
「わたくし、クローディア殿下のような立派な淑女になりたいです、お姉様!」
「フフ、セレーネならきっとなれるよ。」
憧れの表情で言ったセレーネの言葉にツーヤは微笑んだ。その後戻ってきたサラ教官が購入したチケットによってリィン達は飛行船でロレント市に向かい、ロレント市に到着後、ロレント市で昼食を取った後ロレント市を出て街道にあるメンフィル大使館に向かっているとある人物がリィン達に近づいてきた。
〜ロレント郊外・エリーズ街道〜
「おや?随分懐かしい顔がいるな。」
リィン達に近づいてきた男性はサラ教官を見つめて口元に笑みを浮かべ
「カシウスさんじゃないですか!お久しぶりです!」
サラ教官は驚いた後懐かしそうな表情をした。
「カ、”カシウス”ってまさか――――」
「かの”剣聖”カシウス・ブライト卿ですか……!?」
サラ教官が口にした名前を聞いたマキアスは信じられない表情をし、ラウラは驚きの表情で男性を見つめた。
「ハッハッハッ!その口ぶりだとどこかの貴族のお嬢さんのようだが、俺は大出世をしたエステル達みたいに”卿”なんて呼ばれる程偉くはないぞ。俺は唯の軍人だ。」
男性は豪快に笑った後苦笑しながらラウラを見つめ
「またまたご冗談を〜。リベール王国軍の総大将をやっているカシウスさんが”唯の軍人”な訳がないでしょう〜?」
「た、確かに……」
「フフ、相変わらずのようですね。」
サラ教官やツーヤ、プリネは苦笑した。
「そんな事はありません!カシウス卿のご高名はかねがね聞いております。父上もいつか、カシウス卿に直に会って剣を合わせたいと仰っていました。―――申し遅れました。私の名はラウラ・S・アルゼイド。ヴィクター・S・アルゼイド子爵の娘です。以後お見知り置きをお願いします。」
「ほう?かの”光の剣匠”殿の……フフ、さすが”光の剣匠”殿のご息女だな。その年でそれ程の腕前の女子は滅多にいないぞ。」
「いえ、そんな。カシウス卿のご息女であるエステル殿と比べれば、私はまだま
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