第74話
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いでいるのよ!?」
ティータの質問に答えたレンの答えを聞いたその場にいる全員が目を見開いて驚いている中エステルは驚きの表情で声を上げ、シェラザードは信じられない表情で訊ねた。
「まあ、その月にもよるけど去年からは大体毎月平均1000億ミラ前後は稼いでいるわよ。」
「毎月い、1000億ミラ……」
「一月の稼ぎだけでもリベール王国政府の一年の予算の最低でも数百倍はありますよ……」
「それどころか共和国政府や帝国政府の一年の予算の最低でも百倍はあるだろうな。」
「アハハ……毎月それ程の莫大な金額のミラを稼いでいたら、毎月100億ミラの寄付も大した痛手にはならないでしょうね。」
「というかそんなに稼いでいるのなら、1%でも構いませんから教会にも寄付して欲しい、です。」
「ホンマやで……そんなに稼いで、しかも遊撃士協会に毎月100億ミラなんて言うとんでもない金額のミラを寄付しているのに何で遊撃士をやってんねん……」
レンの説明を聞いたユリア大尉やクローゼは表情を引き攣らせ、バダックは真剣な表情で呟き、イオンは苦笑し、アリエッタの意見に頷いたケビンは疲れた表情で指摘した。
「あら、七耀教会にも”Ms.L”の名義で毎月50億ミラを寄付しているけど知らなかったのかしら?」
「ブッ!?」
「七耀教会にまでそんな莫大な金額のミラを寄付していたなんて……」
「まさかとは思うけど、今回のその許可証のように将来七耀教会の力が必要になった時、七耀教会に特別待遇される為とかじゃないでしょうね?」
しかしレンの口から語られた驚愕の事実にケビンは噴きだし、ステラは表情を引き攣らせ、アーシアはジト目でレンに問いかけた。
「うふふ、勘ぐり過ぎよ♪”Ms.L”は一人の人として、七耀教会が経営している福祉施設の人達の為に”善意”で寄付しているだけよ♪」
「その許可証の事を考えたら、全然信用できないんだけど?」
アーシアの問いかけを笑顔を浮かべて誤魔化すレンをエステルはジト目で見つめ
「レン。さっき母さんの護衛の依頼として”西風の旅団”に報酬を予め支払ったって言ったけど、一体幾ら支払ったんだい?」
「え?たった3億ミラよ。」
ヨシュアの質問に対して、3億ミラという莫大な金額を”たった”と言い切って答えたレンの答えを聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「猟兵の要人護衛の報酬の相場はわからんが、それでも猟兵の相場としても少なくても数十倍以上の報酬である事は間違いないだろうな。」
「というか3億ミラなんて莫大な金額、”国”が依頼するレベルの金額よ……」
「うふふ、レン達の大切なママを”たった3億ミラ”で”結
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