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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第84話
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母さんには見えないね。お姉さんって言った方がいいくらい若すぎ。」
「一体どうして皆さんがこちらに……」
リウイ達の登場にラウラは驚き、ペテレーネの容姿を見て何かに気付いたエリオットはマキアスと共に驚き、フィーは目を丸くしてペテレーネの容姿を見つめ、ツーヤは戸惑いの表情でリウイ達を見つめた。
「馬鹿な……何故”英雄王”達がこうも早くここに……」
「おいおい……どうなってんだ、これは?」
「さすがに”英雄王”達が相手だと……ちょっと、不味いわね……」
「……………………」
一方ギデオンは狼狽え、大男は戸惑い、女は唇を噛みしめ、”C”は黙り込んでいた。
「エリス!大丈夫!?」
「うん、睡眠薬をかがされただけだから大丈夫だよ。」
「よかった……」
地面に寝かせられているエリスに心配そうな表情で駆け寄ったエリゼにエリオットは説明し、説明を聞いたエリゼは安堵の表情をした後キッと”C”達を睨んだ。
「―――貴様らが今回の騒ぎを起こしたテロリスト共か?」
「フフ、その通り。ですが我々はこのエレボニア帝国の為に立ち上がった憂士達なのです。」
リウイに問いかけられた”C”は答え
「エレボニア帝国の為じゃと?お主らは何者じゃ!」
”C”の答えを聞いたリフィアは眉を顰めた後”C”を睨んだ。
「”帝国解放戦線”――――本日よりそう名乗らせてもらう。静かなる怒りの
焔
(
ほのお
)
をたたえ、度し難き独裁者に鉄槌を下す……まあ、そういった集団ですよ、”聖魔皇女”殿。そして私―――”C”がリーダーをやらせてもらっています。」
「”帝国解放戦線”……」
「そ、それに独裁者って……」
「―――――”鉄血宰相”を狙う集団と言った所か。フン、”鉄血宰相”を守るつもりなど毛頭ないが……―――――我が国の貴族の子女であり、将来を期待されている家臣の家族に手を出した”報い”は受けてもらうぞ?」
”C”の説明にリィン達が驚いている中、リウイは赤き魔剣”エドラム”を鞘から抜いて構え
「――――エリスを攫った事、絶対に許しません……!」
「我が大切な下僕の家族を攫った罪……貴様らの命で償ってもらうぞ!」
「―――私達の関係者に手を出したのが運の尽きでしたね。」
リウイに続くようにエリゼ、リフィア、ペテレーネもそれぞれ武器を構えた!
「フフ……貴殿等のお怒りは最もだが、我々には為すべき事があるゆえ、これにて失礼させてもらおう――――」
リウイ達の様子を見た”C”はスイッチらしき物を取り出して押そうとしたが
「フッ!」
「!?グッ……!」
リウイが一瞬で詰め寄って
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