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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第84話
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た。



「うふふ、後一人ね。」

エリスを奪還したベルフェゴールは膨大な魔力が込められた眼でテロリストを見つめた。

「……ぁ………………」

「はい、エリスは任せたわね。」

「え、ええ……」

そしてベルフェゴールは魔術――――淫魔の魅惑でテロリストを放心状態にさせた後、一番近くにいたツーヤにエリスを渡した後、放心状態になっているテロリストからアルフィン皇女を奪い取り

「――――死になさい。」

「……………………」

不敵な笑みを浮かべてテロリストを見つめて命令した。すると虚ろな目をしているテロリストは持っていた(マシンガン)を自分の頭につきつけ

「ええっ!?」

「まさか……!」

「何をしている!?目を覚ませ!」

それを見たエリオットとラウラが驚き、ギデオンが叫んだその時、ベルフェゴールによって操られたテロリストは自分の頭に向けて銃の引き金を引いて自殺し、連射された銃弾によって頭が血まみれになったテロリストは絶命した状態で地面に仰向けに倒れた!



「ふふっ、その娘達を眠らせた事に関しては感謝するわ。純情可憐な乙女達に”これ”を見せるのは(こく)すぎるものねぇ?――――メルカーナの轟炎!!」

ベルフェゴールは不敵な笑みを浮かべてギデオンを見つめた後指を鳴らしてテロリスト達の死体を焼き尽くし

「こ、これがベルフェゴールの”本気”なのか……?」

「―――いえ、恐らくですが彼女の真の力はこんなものではありません。今のですら、手加減をしていると思います。」

「単に力が強いだけじゃなく、ああいう錯乱系の魔術とかもできるから、戦場では恐ろしい存在になるだろうね。」

「よ、よかった〜……あの時、ベルフェゴールが遊び感覚で戦ってくれていて……」

「……まあ、何はともあれ彼女のお蔭でアルフィン殿下とエリスを奪還する事はできたな。」

「ああ。後はあいつだけだ……!」

リィンは呆け、リィンの言葉を聞いたツーヤは真剣な表情で推測し、フィーは静かに呟き、エリオットは安堵の表情で溜息を吐き、気を取り直したラウラはツーヤが抱えているエリスとベルフェゴールが抱えているアルフィン皇女を見て安堵の表情をし、ラウラの言葉に頷いたマキアスはギデオンを睨んだ。



「き、貴様――――――――――――ッ!!よくも……よくも同志たちを!貴様だけは絶対に許さんっ!暗黒竜よ!まずはあの女を喰い殺せっ!!」

一方ギデオンは怒りの表情で声を上げて魔獣に指示をした。

「うふふ、リザイラ、雑魚の処理は任せたわ♪」

そしてベルフェゴールが上を見上げて言ったその時

「ふふふ、戦闘中に切り札になると思われる魔物に命令
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