〜武術大会・1回戦〜後篇
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ォローをするようになったじゃない♪」
「当然だ!余は常に成長し続けている!」
「フフ……お兄ちゃん、褒めてくれるかな?」
カーリアンの感心の言葉を聞き、リフィアは胸を張り、エヴリーヌはリウイが自分を褒めてくれる光景を思い、口元に笑みを浮かべた。
「ま、それでもまだ私には届かないわね〜。」
「フッフッフ……そう言ってられるのも、今の内だぞ。エヴリーヌ、余の力を受け取るがいい!」
「ん!」
不敵な笑みを浮かべたリフィアは地上に降りたエヴリーヌに大量の魔力を送った。リフィアに秘められている膨大な魔力を受けたエヴリーヌは弓を構え、クラフトを放った!
「「粉々になっちゃえ(れ)!」」
リフィアがエヴリーヌに魔力を供給し、供給した魔力を利用して放ったエヴリーヌの一本の矢は数千本の矢に分かれ、カーリアンを襲った!
「協力技か……当たれば結構な威力になりそうだけど、そうはいかないわよ♪」
迫りくる数千本の矢を見て、カーリアンは恐れず、不敵な笑みを浮かべ、双剣を構えて強力なクラフトを放った!
「激しいの、行くわよ♪………白露の桜吹雪!!」
カーリアンが自分の周りに放った衝撃波は襲いかかって来る数千本の矢とぶつかった。衝撃波とぶつかった矢は勢いがそがれて地面に落ち、消えて行った。
「かかったな♪それは囮だ!」
協力技が防御されたにも関わらず、リフィアは不敵な笑みを浮かべて、魔術を放った!
「………罪人を処断せし聖なる光よ!我が仇名す者に裁きの鉄槌を!贖罪の光霞!!」
リフィアが魔術を放つとカーリアンを逃がさぬよう、薄透明な壁がカーリアンを覆った。
「!大地の盾!……アースガード!」
次に起こる事を予測したカーリアンは持っているオーブメントを駆動させ、絶対防壁を発動させた。そして光と爆音がカーリアンを襲った!爆音はアリーナ全体に響き渡り、観客達を驚かせた。
「フハハハハハハ!さすがのカーリアン婆も魔術に対する抵抗力は低い上、威力の高い魔術を受ければただではすまないだろう!」
術がカーリアンに命中したのを確認したリフィアは、自分達の勝利を確信し、胸を張って大声で笑った。
「だ〜れが、婆よ!」
しかし、光と爆音によってできた煙が晴れると、そこには傷一つついていないカーリアンがリフィア達を睨んでいた。
「なぬ!?」
「なんで傷一つついていないの?」
カーリアンの姿を見てリフィアは驚き、エヴリーヌも驚いた後、尋ねた。
「アーツといったかしら?これ、結構使えるわね♪」
驚いているリフィア達にカーリアンは得意げに自分が使っているオーブメントをリフィア達に見せた。
「…
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