〜武術大会・1回戦〜前篇
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阻まれた。
「フッ!」
オリビエは銃で一番弱そうな下っ端を狙って、攻撃した。
「ぐわっ!」
「せいっ!」
「ぐえっ!?」
オリビエの攻撃でのけ反った下っ端を狙ってジンは籠手で重い一撃を腹に打ち込んだ。ジンの一撃により下っ端は崩れ落ちて、立ちあがらなくなった。
「おぉぉぉ!」
「「「グッ……体が……!」」」
さらにヨシュアはクラフト――魔眼でロッコ達の動きを止めた。そこを狙って、エステルとジンはそれぞれクラフトを放った!
「とりゃっ!雷神脚!」
「はぁぁぁぁぁぁ!旋風輪!」
「「「グワァッ!?」」」
2人のクラフトを防御もできずに受けてしまい、大きなダメージを受けたロッコ達はその場で膝をついたが
「まだ……だっ!」
「へっ…………そんな簡単に………やられて……たまるかっ!」
「お前等にリベンジするために今まで……鍛えて……来たんだからなっ!」
ロッコ達は痛む体を無視して、気合で立ちあがって武器を構えた。
「へ〜…………以前より打たれ強くなっているじゃないの!」
「うん。それに以前と比べれば戦い方も少しよくなっている。」
立ちあがったロッコ達を見てエステルとヨシュアは感心した。
「ハッハッハ!中々男気がある人達だねぇ。だったらこれはどうかな!?そぉれっ!クイックドロウ!!」
ロッコ達の根性に感心したオリビエは正確かつ、素早く指を動かして銃でロッコ達を攻撃した。
「「「グッ………!」」」
オリビエの攻撃にロッコ達は呻いて、武器を落とした。
「これで決めるっ!はっ!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!せぃ、やっ!桜花!無双撃!」
「マジ………かよ………」
「いくよ!ふん!断………骨………剣!」
「ぐえっ………」
「もらったぁ!奥義!でやあぁぁぁ!はぁっ!でやっ!龍閃脚!」
「ち……くしょう……」
さらにそこにエステル達はそれぞれ強力なクラフトをロッコ達に放った。強力なクラフトを受けたロッコ達もさすがに気合だけでは立ち上がれず、その場に蹲った。
「勝負あり!蒼の組、ジンチームの勝ち!」
そしてロッコ達の様子を見て、審判は試合終了の宣言をした。
「やったーーーー!!ママ達が勝った!」
エステル達の勝利に観客席から応援していたミントははしゃいだ。
「ツーヤ、あれがチームワークというものよ。仲間と戦えばあのように連携や補助と色々な利点があるんです。」
「はい!いつか私も、ご主人様達に背中を預けられるような存在になるよう、がんばります!」
「フフ、楽しみにしているわね。(……それにしても以前にも思い
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