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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第79話
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「ええ、よろしくね、セレーネ。」
「フフ、ついに私にも妹ができて嬉しいわ、セレーネ。」
「はい!よろしくお願いします、エリゼお姉様、エリスお姉様……!」
姉妹に微笑まれたセレーネは嬉しそうな表情で頷いた。
「うむ、姉妹同士仲が良いのは良い事だ!それはそうと……セレーネと言ったな?契約方法はやはりミントやツーヤと同じなのか?」
「はい。わたくし達ドラゴンの”パートナー契約”はキスをする事ですが。」
リフィアに尋ねられたセレーネが頷いて答えたその時
「ちょっ、セレーネ!?」
「「「何ですってっ!?」」」
リィンは慌て、エリゼとエリス、アリサは声を上げて驚き
「まあ♪」
「ほう、こんな可憐な娘にキスをするとは……やるじゃないか♪ハッ、待てよ?という事はミント君とツーヤ君の”パートナー”であるエステル君とプリネ姫も同じことをしたという事だから……ムフフ、これは良い事を聞いちゃったよ♪」
アルフィン皇女と共にからかいの表情になったオリヴァルト皇子はある事に気付いて酔いしれた表情をした。
「フウ、知られてはいけない人に知られてしまったわね……」
「アハハ……次にエステルさん達に出会った時に、からかわないといいのですが……」
「絶対からかうだろうね。オリビエだし。」
オリヴァルト皇子の様子を見たプリネは疲れた表情で溜息を吐き、苦笑するツーヤの言葉にエヴリーヌは呆れた表情で答え
「キ、キスですか……」
「フッ、その場面を是非とも見たかったな。」
「伝承の存在である竜との契約……一体どんな状況だったのか、気になるな。」
エマは頬を赤らめて苦笑し、ユーシスはからかいの表情になり、ガイウスは静かな笑みを浮かべてリィンを見つめ
「アハハ……今考えると、見ている方も恥ずかしかったよね?」
「そ、そうだな。」
「……まあ、本人同士の合意の元なのだから、別に構わぬが……」
「リィン、ロリコン?」
苦笑するエリオットの言葉にマキアスは頷き、ラウラは困った表情をし、フィーは首を傾げた。
「「に・い・さ・ま〜〜〜〜〜??」」
「リィン、あなた……こんな小さい娘にキスをするなんて……!」
姉妹は膨大な威圧を纏って微笑みを浮かべてリィンを見つめ、アリサは顔を真っ赤にしてリィンを睨み
「し、仕方ないだろ!契約方法がそれしかなかったんだし!それにキスをしたって言ってもキスした場所はうなじだぞ!?」
リィンは慌てた様子で言い訳をしたが
「「「そういう問題ではありません(ないわよ)っ!!」」」
「すみません…………」
エリゼとエリス、アリサに怒鳴
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