〜武術大会・予選〜
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を浮かべた後、何かを溜める動作をした。
「こおぉぉぉぉ、奥義………………」
するとジンの両手から大きな闘気でできた弾ができた。
「破っ!雷神掌!!」
ジンの両手から放たれた闘気の弾はレイヴン達に命中して、爆発した!
「「「「グワァァァァ!?」」」」
まともにジンの技を受けてしまったレイヴン達は悲鳴を上げた後、その場に倒れて立ちあがらなくなった。
「ワァァァァァァ!!!」
観客達はたった一人で圧倒的にレイヴン達に勝利したジンに歓声をより大きくあげた。
「勝負あり!紅の組、ジン選手の勝ち!」
「ひゃっほーーっ!さすがジンさん、圧倒的!」
「余計な心配だったみたいだね。あの巨体で、動きも速いし、技のキレも凄まじいものがある。ただ、さすがに本戦になったら1対4は厳しいとは思うけど……」
「うーん、確かに……」
その時、また次の試合の組み合わせのアナウンスが入った。
「……続きまして、これより第6試合を始めます。南、蒼の組。王国正規軍所属、第〜部隊所属。〜以下4名のチーム!」
片方の門より、また王国軍の兵士達が現れた。
「北、紅の組。異世界の国、メンフィル帝国出身。冒険家リフィア選手以下2名のチーム!」
もう片方の門からは何と、リフィアとエヴリーヌが現れた。
「リフィア選手はジン選手と同じように今回の予選でメンバーが揃わなかったため2名のみでの出場となります。著しく不利な条件ではありますが本人の強い希望もあったため今回の試合が成立した次第です。みなさま、どうかご了承ください。」
少女2人だけの出場にざわめいている観客達に司会は説明をした。
「リ、リフィア!?い、いつのまに出場手続きをしちゃったんだろう……」
「彼女達の用事ってこの事だったんだ……」
リフィアとエヴリーヌの登場にエステルとヨシュアは驚いた。
「あれ?ご主人様はいませんね。リフィアさん達が出場するならいっしょに出場するかと思ったのですが……」
「あ、ツーヤちゃん。試合が始まるみたいだよ!」
プリネを探していたツーヤだったが、ミントに言われてプリネを探すのをやめた後、すでに所定の位置についているリフィア達を見た。
「双方、構え!勝負始め!」
そしてリフィア達と兵士達は試合を始めた!
「例え相手が女子供であろうと大会に出ている上、相手は”大陸最強”を誇るメンフィル帝国の出身だ!油断や手加減はするな!行くぞ、お前達!」
「「「イエス、サー!!」」」
隊長らしき人物の声に部下達は頷いて、リフィア達に攻撃をしようとしたが
「フフ、その心意気は評価しよう!だが!相手が余達だっ
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