第63話
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「はぁぁぁぁぁぁぁぁ………!」
続けてエステルは敵に近づいて、棒で強烈な連打を放って一端後退し、いつの間にか3人に分身したヨシュアと一緒に武器を構え、同時に攻撃を放った!
「「奥義!太極無双撃!!」」
分身したヨシュアが一人に戻ると同時に放った滅多斬りとエステルの強烈な一撃が命中した敵はエステルの攻撃によって床から吹き上がったすざましい衝撃波によって天井へと打ち上げられ、そして大爆発を起こしてバラバラになった!
「あはは、やるじゃない。ヨシュアは当然だけど、お姉さんの筋も悪くないね。」
「あ、あんたね〜……。悪ふざけも大概にしなさいよ!」
戦闘が終了し拍手をして感心しているカンパネルラに怒りを抱いたエステルは棒を構えて、カンパネルラを睨んだ。
「怒らない、怒らない。さて、出番が終わった道化師は退場しようかな。」
「!?」
しかしカンパネルラの言葉に驚いた。
「うふふ……それじゃあ2人とも。近いうちにまた会おう。」
そしてカンパネルラはエステル達に恭しく礼をした状態で炎に包まれて消えた。
「き、消えた……。」
「幻術の一種だ。気にするほどじゃない。それよりも早く―――」
カンパネルラの行動に呆けているエステルにヨシュアが忠告しようとしたその時
「おい、本当にこっちに来たのか!?」
「ああ……間違いない!」
エステル達の背後から猟兵達の声が聞こえてきた!
「エステル、急いで!」
「う、うん!」
そしてエステルはヨシュアの先導によって1機の飛行艇に乗り込んだ。
〜赤の飛行艇内〜
「扉をロックして。すぐに船を発進させる。」
「わ、分かった!」
エステルに指示をしたヨシュアは操縦席に座って操作をし始めた。
(起動キー認識……。認証コード入力……。……よし!)
ヨシュアが操作すると飛行艇内の導力機関が起動し始めた!
「わわっ……」
「遠隔操作でハッチを解放する。すぐに発進するから席に座って。」
「……うん!」
そして二人が乗った飛行艇はハッチを開けてグロリアスから脱出した!
「くっ、このまま逃がしてなるものか……!」
「我々も飛行艇で出るぞ!」
すると二人が乗った飛行艇を追撃する為にグロリアスから3機の飛行艇が出撃してエステル達が乗っている飛行艇の追跡を始めた!
〜赤の飛行艇内〜
「わわっ……。これってレーダーよね。光が3つ、近づいてきてるわよ!」
一方飛行艇の中の席に座っているエステルは目の前にあるディスプレイに写った画面を見
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