外伝〜精霊の姫君と闇の姫君の契約〜
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ているだけですわ。それに貴女は皇女ですから、精霊王女であるこの私と釣り合ってちょうどいいでしょう。……というかこれは命令です。私と契約をしなさい。」
「は、はぁ……では……」
強引に契約を迫るフィニリィにプリネは戸惑いながら頷いた後、両手を出した。そしてフィニリィは槍を虚空に仕舞った後、小さな手でプリネの両手を握った後プリネの魔力に溶け込むようにその場から消えた。
「あの、ご主人様。さっきの妖精の方はどちらに?」
一連の流れを見たツーヤは消えたフィニリィの事を聞いた。
「フフ、今呼びますね……フィニリィ!」
プリネが呼ぶと、プリネの身体から光の玉が出て来て、やがてその中からフィニリィが現れた。
「これからよろしくお願いしますね、フィニリィ。」
「フフ、この私が力を貸す事、光栄に思いなさい。」
フィニリィは小さな身体ながらも豊かな胸を張って答えた。
こうしてプリネは新たな仲間、精霊王女フィニリィと契約した。そしてツーヤと共にエルモ村に戻った………
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