第66話
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ヤはなぜここに来たのかを尋ねた。
「……思い出した。ティータ・ラッセル。ラッセル博士の孫娘だ。」
「どこかで聞いた名前かと思いましたが、まさかラッセル博士の孫娘だったとは……幼いながら一人でオーブメントを修理した技術を考えれば納得ですね。」
リフィアはティータの事を完全に思い出し、プリネはティータが幼いながらオーブメントの修理を一人で行った事を思い出した後納得した。
「あれれ……みなさん?」
「なんだなんだ。ひょっとして顔見知りかね?」
お互いが知っているように見えたマードックは驚いた後、尋ねた。
「うん。知り合ったばかりだけどね。」
「それじゃあ彼女が博士のお孫さんなんですね。」
「うん、その通りだ。ティータ君。こちらのエステル君たちが博士に相談があるそうなんだ。家まで案内してもらえるかね。」
「おじいちゃんに……。あ、はい、わかりましたっ!」
マードックの頼みにティータは礼儀正しく答えた。
「また会えたね、ティータちゃん。」
「よろしくね。」
「えへへ……うん!」
同年代に見えるミントとツーヤはティータとすぐに仲良くなった。
「よろしく頼んだよ。そうそう、何か判ったら私にも教えてくれると嬉しいな。技術者のはしくれとして、非常に興味をそそられるからね。」
「あはは、うん、わかったわ。」
「それでは失礼します。」
そしてエステル達はティータと共に部屋を出た後、ティータの案内でラッセル家に向かった…………
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