暁 〜小説投稿サイト〜
馬の様に牛の様に
3部分:第三章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「とにかく物凄い食べるんだから」
「食費はいけてるの?」
「お店は繁盛してるし」
 まずはそれだった。彼女が嫁いだ先は老舗の鰻屋で味も見事なものである。丈は鰻の腕は確かなのだ。それで店は繁盛しているのである。
「フードファイトの賞金もあるしね」
「だったらいいじゃない」
「よくないわよ」
 しかし彼女はこう言うのだった。うんざりとした様な顔で。
「全然よくないわよ」
「また何でなのよ」
「いつもそれだけ大量に食べるの見せられるのよ」
 だからだというのである。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ