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堕天目録〜地神逆鱗〜
1話目「神と天使」

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サマー「まあ戦争と言うか喧嘩というか…」
チルドレン「戦争?! そんなのいけないよ!」

サマー「わかってるけどさぁ…皆がわからないんだよなあ…」
困ったような顔をして首の後ろをポリポリとかく
辺りを見渡すと …太陽が沈みかけていた

チルドレン「もう夕方かぁ きれいだね」
太陽が沈みかけて美しい色合いを出していた
それを見ただけでサマーは真っ青になり

サマー「速く逃げるよ!!」ダッ!
いきなり逃げ出すサマー
え、どうしてなんで逃げるの? と質問すると
足踏みをしながらこう言った
サマー「人間にも縄張りがあるだろ! それと同様ここは妖怪の縄張りなんだよ!」タタタタタ
チルドレンの顔も真っ青になる
「つかまって!」
サマーの手を掴むと いきなり袋から空気が出てすごい速度で飛んで行った
チルドレン「……すご」
サマー「絶対に手ぇ放すんじゃないよ!」
放したらまあ落下である()

チルドレン「ちょいっとあなたのこと見直したよ 神ってこと」

サマー「何言ってんだい、当たり前じゃないか あたいが神って事!」
チルドレン「ふふっ」
少しおかしかったので笑ってしまった
サマーちゃんっておかしな人だなあ…






笑う二人の背後に   さっきチルドレンのいた廃墟と化した村に
妖怪がやってきた
???「……誰かが結界から引きずり出したな」

実を言うと結界を破る方法は簡単だ。
ただ相手を引っ張って結界の外に出すか
結界の文字を消すかである

…どうやら外傷はないため引っ張っていったのだろう
わざわざ猫又の部下達に噂を立てておいてよかったっと 思った

そこに…厄介な人物がやってきた
???「お姉様……」
??「逃げられたのか……クソっ!」

お姉様は天使嫌いだ 理由は聞いたことがない…

???「お姉様…相手が逃げた方向に思い当たりがあります 行かせて下さい」
??「……うーむ しかしだなあ 本当に相手の場所がわかるのか?」
…どうやら前回の事でちょっと疑っているな
猫寝「この猫又、猫寝が狙った獲物を逃がした事はありますか?お姉様」
??「うーむ…」

猫寝「それは愚問です」
??「わかった好きにしろ、ただ 周りの奴等の縄張りには入るなよ」
猫寝「肝に命じております 大丈夫です」

まあぶっちゃけ神の縄張りには入るけどね……
とりあえずこれで自由に動ける。

あの天使の元へ急ごう!

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