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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
外伝〜白き翼と闇王〜後篇
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の達人が直々に教える事等滅多にないぞ。」

そこにデュナン達の治療を終えたペテレーネとティアがやって来た。



「お待ちして申し訳ありません、リウイ様。」

「あ、お母様。」

ペテレーネに気付いたプリネは嬉しそうにツーヤを連れて、ツーヤの事を紹介し、学園生活の事を報告していた。そしてその様子をティアは微笑ましそうに見た後、リウイを咎めた。

「お父様、どこが『少し灸を据える』ですか!さっきの方達……全身麻痺していた上、あちらこちらに傷がありましたよ!?」

「そう怒るな。……件の少女との共闘が予想以上に楽しめたのでな。それに最近は政務続きで身体がなまっていたからな。少し力加減を間違えた。」

「もう………イーリュンの信徒である私の目の前ではそういった人を傷つける行為はできればやめてほしいのですが…………ハァ。無理でしょうね。」

言っても無駄な事をつい口にしたティアは溜息をついた。

「フッ…………どんな相手でも心配するその心を見ていると、ティナを思い出してしまうな………あいつには色々と世話になった……久しぶりに会って言うのもなんだが、そろそろ伴侶をとったらどうだ?兄妹の中で結婚していないのは、お前とプリネだけだぞ?まだ18のプリネは別として、お前は伴侶をとってもおかしくなかろう。」

「お、お父様!今は関係ないことでしょう!?」

昔を思い出すかのようにティナの事を思っていたリウイは話を変えてティアに尋ねた。尋ねられたティアは顔を真っ赤にして答えた。

「だが、実際親としてはお前にも生涯共にする相手を見つけ、幸せになってほしいぞ?別に俺は相手がどんな男でないと認めないとか、そういった固い事は言う気はない。お互い愛し合っているのならそれでいい。」

「ですが、私はイーリュンに仕える身ですし……」

「それを言ったらお前の母であるティナはどうなんだ?ティナに聞いたが、イーリュンは結婚や恋愛を禁じている訳ではないのだろう?」

「それは………」

反論する言葉を封じられたティアは黙って俯いた。

「それとも、今までお前に求婚する男はいなかったのか?母譲りの容姿のお前なら、言い寄って来る男は山ほどいるだろうに。」

「………確かにそういった方達はいらっしゃいましたが、全てお断りさせていただきました。私にとって理想の男性ではありませんし。」

「ほう。お前にも理想とする男がいるのか。どんな男だ?」

「そ、それは秘密です!(もう………身近にこんな素敵な男性がいたら、なかなかほかの男性に心が動かない事をどうしてわかってくれないのでしょう………はぁ……側室とはいえお父様と出会い、結ばれたお母様が羨ましいです……)」

幼い頃から王としての父の
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