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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第40話
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は安堵の溜息を吐いた後不安そうな表情をし
「フフン。悪いが僕は自信があるぞ。エマ君の方はどうだった?」
マキアスは口元に笑みを浮かべてエマに視線を向けた。
「そ、そうですね。……悪くはないと思います。」
「むむっ…………」
エマの答えを聞いたマキアスはその場で唸り
「やめておけ、見苦しい。」
その様子を見ていたユーシスは呆れた表情で指摘した。
「ふふ、そういうのも含めて結果発表待ちってことね。そう言えば……サラ教官のあれってどう思う?」
「ああ、これから誰かと会う約束があるってやつか。野暮用で、明日の夜まで戻らないらしいけど……」
「うーん、普通に考えれば恋人と会うとかでしょうか?」
アリサの質問を聞いたリィンは考え込み、リィンと共に考え込んだエマは推測した。
「……信じられんな。アレにそんなものがいるのか?」
エマの推測を聞いたユーシスは不思議そうな表情で呟き
「うーん、美人なのは認めるがあの性格と生活態度を見ると……」
マキアスは呆れた表情で呟いた。
「好き放題言ってるな。……まあ、俺も同感だけど。」
二人の会話を聞いていたリィンは呆れた後二人の意見に同意し
「はは、リィンなんて一案、苦労させられてそうだもんね。」
リィンの意見を聞いたエリオットは苦笑していた。
「恋人と言えば……レオン教官にはいないのかしら?」
「言われてみればそうですよね……実際、女子生徒達の中ではレオン教官に憧れている方達もいますし……」
アリサの疑問を聞いたエマは考え込み
「……まあ、確かに性格や生活態度に関してアレとは正反対の存在と言ってもおかしくないレオン教官なら相手は何もせずとも逆に向こうから寄ってくるだろうから、選び放題だろうな。」
「実際、容姿は抜群な人だし、冷静沈着で剣の腕も恐ろしい程あるから恋人がいてもおかしくないな。レオン教官の恋人関係についてリィンは何か知らないのか?」
ユーシスの推測にマキアスは納得した様子で頷いた後リィンに尋ね
「へ?何で俺に聞くんだ?」
マキアスに尋ねられたリィンは不思議そうな表情で尋ね返した。
「君はメンフィル軍に所属しているんだろう?同じ軍人として噂とかは聞いていないのか?皇女の親衛隊副隊長の恋人関係なら噂になっていてもおかしくないと思うが。」
「ああ…………―――あくまで噂だけど、レオン教官に恋人がいるって噂は確かにある。」
マキアスに尋ねられたリィンは頷いた後答え
「え!そ、そうなの!?」
「相手はどんな方なのですか?」
リィンの答えを聞いたアリサは驚き、エマは興
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