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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第3章〜鉄路を越えて 〜蒼穹の大地〜 第39話
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」
サラ教官の話を聞いたガイウスは考え込み、ユーシスは鼻を鳴らしてツーヤと共に呆れた表情をし、ラウラとプリネはそれぞれ興味ありげな表情をしていた。
「さて、まだ昼過ぎだけど今日のHRは以上よ。残って試験勉強でもするか寮に帰るかは君達に任せるわ。委員長、挨拶して。」
「はい。起立―――礼。」
そしてHRが終わるとリィン達は全員集合した。
「は〜、どうしようかな。どの教化も心配だけど特に数学が厳しそうなんだよね。」
「だったら僕が見てもいいぞ?復習をするつもりだったし、まあ、片手間でよければだが。」
不安そうな表情をしているエリオットの話を聞いたマキアスは申し出
「え、ホント?やったぁ、助かるよ!」
マキアスの申し出を聞いたエリオットは嬉しそうな表情をした。
「オレは帝国史がやや不安だな。一応、授業で習ったところは把握できているとは思うが……」
「よかったら付き合おう。代わりと言ってはなんだが軍事学の設問を手伝ってくれ。」
「ああ、喜んで。」
一方ガイウスとユーシスも互いに共に勉強する事を約束した。
「フィーちゃんも、よかったら試験勉強に付き合いますか?」
「……むう。面倒だけど付き合う。」
エマに微笑まれたフィーは頬を膨らませながら頷き
「あ、だったら私もご一緒させてほしいかも。古典がちょっと不安なのよね。」
「あたしもお願いします。歴史や古典が不安ですので……」
「ええ、喜んで。よかったらラウラさんとプリネさんもご一緒しませんか?」
アリサとツーヤの頼みに頷いたエマはプリネとラウラに視線を向けた。
「ええ、いいですよ。」
エマの誘いにプリネは頷いたが
「いや……―――せっかくだが今日は遠慮しておこう。少々、個人的に復習しておきたい教科があってな。先に失礼する。」
ラウラは一瞬フィーに視線を向けた後誘いを断り、教室から出て行った。
「……?どうしたのかしら?」
「何だか、いつものラウラさんらしくありませんでしたね。」
ラウラの様子にアリサとツーヤは首を傾げ
「そうですね……」
「何かあるのでしょうか……?」
「……………………」
エマとプリネは考え込み、フィーはラウラに視線を向けて黙り込み
(今、一瞬フィーのことを見ていたような……?)
ある事が気になったリィンはラウラが去って行く様子を見つめていた。
「ねえねえ、リィン。」
「っと、どうした?」
その時エリオットに呼ばれ、エリオットに視線を向けた。
「リィンはこのまま寮に帰っちゃうの?」
「よ
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