外伝〜狂気を宿し男達の衝突〜
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「貴様にはもう俺と闘う資格はねぇぇぇッ!!」
斧を振り下ろし、極太の闘気エネルギー―――チープエリミネイトを放った!
「ガアアアアアアアアアアアアア――――――――――――ッ!?」
放たれたエネルギーはヴァルターの全身を傷つけると共にヴァルターを吹っ飛ばし、更に地面に杭ごと刺してある『ゴスペル』をも完全に破壊し、吹っ飛ばされたヴァルターは地底湖に叩き落とされた!
「な、何なんだアイツは!?」
「あ、圧倒的すぎです……!」
「ふ、ふえええええ〜っ!?」
一方バルバトスのあまりにも一方的な戦いを見ていたアガットやクローゼは信じられない表情をし、ティータは驚きの表情で声を上げ
「……………っ!」
「そこの斧を持ったあんた!黒髪の双剣使いの小僧ってまさかヨシュアの事じゃないでしょうね!?」
ヴァルターとバルバトスが戦っている間にエステル達の傷をアーツや法術で完全に癒し終えたアーシアは自分達とバルバトスがぶつかり合った時の戦闘を予測し、自分達の敗北が確実な事しか答えが出ず唇を噛みしめ、エステルはバルバトスを睨んで叫んだ。
「フン、あの小僧はこの俺にジューダス達と共闘して、この俺に深い傷を与えたからなあ?傷が治り次第、その小僧がヨシュアとやらなら再び戦うだけだぜえ?」
「そんな事、絶対にさせないんだから……!」
「ヨシュアさんを傷つける事は絶対にさせません!」
「え、えとえと……!こ、怖いけどエステルお姉ちゃんやヨシュアお兄ちゃんの為に戦います!」
凶悪な笑みを浮かべて答えたバルバトスの言葉を聞いたエステル、クローゼ、ティータはそれぞれ武器を構え
「―――気をつけろっ!今までの奴等とは桁違いだ!」
「”痩せ狼”との戦いで疲弊しているとは言え、油断しないでっ!」
バルバトスの桁違いの強さを感じ取っていたアガットとアーシアは警告した。
「……まさかテメェらみたいな雑魚が俺と戦おうってのか?」
武器を構えているエステル達を見たバルバトスはつまらなそうな表情をし
「貴様らに俺と闘う資格はねぇぇぇッ!!」
瞬時に溜めた膨大な闘気エネルギー―――チープエリミネイトを解き放ち、エネルギーに呑みこまれたエステル達は悲鳴を上げながら地面に倒れた!
「う……あ………」
「グッ……まさかこれほどまでとは……」
「クッ……………こんな所で倒れる訳には……!」
地面に倒れているエステル達は呻き声を上げ、またクローゼとティータは既に意識を失っていた。
「フン、今日の俺は紳士的だ。テメェらみたいな雑魚共に用はねえ。見逃してやるよ。ハーハッハッハッハッ!!」
地面に倒
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