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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第35話
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さえ辿り着けば領邦軍も手出しできないはずだ!それまでは何とか頑張って耐えてくれ!」

「そ、それは…………」

エステルとヨシュアの指示を聞いたリィンは戸惑った後エマ達を見回した。するとエマ達は全員互いの顔を見合わせた後決意の表情で頷き

「―――いえ。俺達も戦います!―――今こそ、力を貸してくれ!ベルフェゴール!」

「フフ、この程度の数、私一人でも充分だから安心しなさい♪」

「エステルさん達の援護をする事ぐらいならやれます……!」

「ん。それに久しぶりに”本気”を出すのにちょうどいいしね。」

「元はと言えば僕のせいでこうなってしまったのですから、当然僕も戦います!」

「共に戦う仲間を見捨て、自分は背を向けて逃げるような”貴族の義務”に反する愚かな真似は絶対にせん!」

それぞれ決意の表情で戦いの意思を伝え

「フフ、どうやら皆さん、やる気のようですよ、エステルさん?」

リィン達の決意を微笑みながら見ていたツーヤはエステルに視線を向けた。



「みんな、いい度胸じゃない!正直、驚いたわ!そんな度胸を見せてくれるみんなを絶対に誰一人欠けずにケルディックに送り届ける為にも、あたしも本気を出さないとね!―――サティアさん、みんなを守る為に力を貸して!ハアッ!!」

「―――”姫神フェミリンス”。女神として誇り高き魂を示してくれた若き戦士達の為にこの力……存分に振るいましょう!」

リィン達の答えを嬉しそうな表情で見つめていたエステルは己の身体に宿る”正義の大女神アストライア”の魂に呼びかけ、エステルの呼びかけに応えるかのようにエステルの全身から膨大な神気や霊圧がさらけ出されると共にエステルの髪の色が夕焼けのような赤色に、瞳は青色に変わり、変貌したエステルの髪の色と同じ夕焼け色の髪と青色の瞳をしている美しい容姿をしている女性の幻影が優しげな微笑みを浮かべてエステルの背後に現れ、フェミリンスはエステルと共に膨大な神気と霊圧をさらけ出した。更に自然が二人がさらけ出す神気や霊圧を恐れるかのように地鳴りが起こると共に風が吹き始め、天候は晴れから曇りになった!

「な、なななななななななっ!?何なんだ、貴様らは!?」

「ヒッ……!」

「ば、化物……!」

変貌したエステルとフェミリンスがさらけ出す神気や霊圧に気圧された隊長は混乱し、兵士達は悲鳴を上げて恐怖の表情でエステルとフェミリンスを見つめ

「なんて霊圧……!」

「フフ、まさかこの私が女神や天使と共闘する日が来るとはねぇ……さすがご主人様ね♪」

「いや、そこで俺に感心されても困るんだが。」

二人からさらけ出されている霊圧と神気にエマは驚き、ベルフェゴールは口元に笑みを浮かべ、ベ
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