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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第35話
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妖精(ユイチリ)族の最上位妖精―――”ニルユイチリ”族のテトリ、”第四位”を冠する天使―――”主天使(ドミニオン)”のニル・デュナミス、炎を纏いし巨大な獣―――”魔神”カファルーを自分の傍に召喚した!



「ようやく私達の出番ね!」

「が、頑張ります!」

「グオオオオオ――――ッ!!」

召喚されたパズモ達はそれぞれ戦いの構えで周囲の兵士達を睨み

「天使として、身分に囚われた愚かな人間達に裁きの鉄槌を与えてやるわよ、メティサーナ!」

「はい!我ら誇り高き天使の力、存分に見せつけてやりましょう、ニル様!」

ニルの言葉にメティサーナは力強く頷いて大鎌を構えた!



「こ、これは……」

「な、ななななななっ!?」

「………………」

「”ブレイサーロード”を守護する6人の異種族の”守護者”達―――”六異将”が勢揃いだね。」

「ま、まさかこの方達全員がエステルさんに従っているのですか……!?」

召喚されたパズモ達を見たリィンは驚き、マキアスは混乱し、ユーシスは口をパクパクして絶句し、フィーは静かに呟き、エマは信じられない表情をし

「正確に言えば”従う”ではなく”協力”です。皆さん、様々な経緯によりエステルさんに協力して下さっているんです。」

「そして私もエステルの”光”に導かれ、他の異種族達のように、その娘を見守る事を決めた者の一人。」

エマの言葉にツーヤは答え、ツーヤに続くようにフェミリンスも静かな表情で答えた。



「ええっ!?という事は……!」

「”女神”自らがたった一人の人間に協力しているというのか!?」

(……………………う、嘘でしょう!?あの”姫神”が人間と契約しているなんて……!)

フェミリンスの答えを聞いたリィンは驚き、ユーシスは信じられない表情で声を上げ、ベルフェゴールは口をパクパクした後信じられない表情でフェミリンスを見つめていた。



「みんな、ママの人徳のお蔭だよ!……あれ?でもみんな”人”じゃないから、なんて言えばいいのかな??」

「ミント、今はそんな事を気にしている場合じゃないから。」

嬉しそうな表情で言った後首を傾げたミントの様子を見たヨシュアは呆れた表情で指摘し

「さ〜てと。これ程の数を相手にするなんて久しぶりね!―――リィン君!」

エステルは意気揚々と”姫神フェミリンス”の加護が宿る棒―――”ラクスフェミリンス”を構えてリィンに視線を向けた。



「は、はい!何でしょうか!?」

「あたし達はここで大暴れして何とかケルディック要塞までの道を作るから、君達はその隙にケルディック要塞に逃げて!」

「ケルディック要塞に
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