第35話
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の一家と、鉱員達の安全を頼んでもいいかしら?」
「わかったわ。それじゃあ迅速に避難を終わらせる為にも3手に分かれた方がいいわね。」
アイナの指示を聞いた後シェラザードは提案した。
「組み合わせや担当地はどうしますか?5人だと、どうしても一人だけのチームになってしまいますが……」
「一人のチームは母さんの護衛でいいんじゃねえか?ブライト家はロレント市からすぐの距離だし。」
アネラスの疑問を聞いたルークは提案し
「そうね……それじゃあクジで手っ取り早く決めてしまいましょう。」
ルークの提案にシェラザードは頷いた。
「ん?そう言えばお前は真っ先に母親の護衛を買って出ないんだな?」
母親が大好きな性格をしているレンの事を知っていたフレンはレンがレナの護衛に申し出なかった事に疑問に思って口に出し
「”仕事”なんだから、レンの私情で動く訳にはいかないもの。それにこの5人なら、誰が行ってもロレントに無事届けられるって確信しているしね。」
「お、さすがは正遊撃士になっただけあって、一人前な発言をするじゃねえか。」
「はあ、エステルにレンの爪を煎じて飲ませてやりたいわ……」
レンの答えを聞いたルークは感心し、シェラザードは疲れた表情で溜息を吐いた。その後クジの結果ルークとフレンが鉱員達の保護に、シェラザードとレンが農園に住む人々の保護に、そしてアネラスがレナの保護に向かう事となり、それぞれ3手に分かれてそれぞれが保護する人々がいる場所へと向かった。
〜マルガ山道〜
鉱山に到着したルークとフレンは鉱山長に事情を話し、多くの鉱員達と共にロレント市に向かっていた。
「!………」
「チッ、嫌な気配だぜ……」
先頭に立って鉱員達を先導していたルークとフレンは何かの気配を感じて武器を構えて警戒の表情をした。
「何だ?どうして立ち止まったんだ?前は何もねえ―――」
そしてルーク達の様子に首を傾げた鉱山長が話しかけたその時、霧のような魔獣が一体現れた!
「ひ、ひえええっ!?」
「ま、魔獣!?」
魔獣を見た鉱員達は悲鳴を上げ
「みんな、落ち着いてくれ!」
「すぐに片付ける!あんた達は下がってな!」
ルークとフレンは警告を出した後戦闘を開始した!
「スタンブレイク!!」
フレンは魔獣に詰め寄って電撃を流し込んだトンファーを叩き込んだが
「なっ!?グッ!?」
フレンのトンファーはすり抜け、その事にフレンが驚いた瞬間魔獣は体当たりをしてフレンにダメージを与え、フレンはすぐさま後ろへと跳躍した。
「フレアアロー!!」
フレンが後ろへと跳躍した瞬
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