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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第30話
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「じゃ、行きましょうか。」

そしてエステル達が探索していると宝箱を見つけ、その中には奪われたはずの武具が一つ入っていた。



「あ!これって、あたし達の装備じゃない!」

「うん、そうみたいだね♪ひょっとしたら他の装備もどこかに隠されているかも。」

「多少危険が伴うかもしれないけど探す価値はありそうね。(武装を解除したのに、何でわざわざ宝箱に隠しているのかしら?……………それに色々と不審な点がある―――――!!なるほど。うふふ、そう言う事ね♪)」

装備が見つかった事に二人が喜んでいる中、ある答えに辿り着いたレンは小悪魔な笑みを浮かべた。その後森を探索した際、奪われた武具がところどころ隠されており、エステル達は自分達の武具を全て取り戻した。



〜出口付近〜



「アネラスさん、レン!あそこが出口みたい!」

「ふ〜……。ようやく一息付けるねぇ。」

「――下がって!」

出口を見つけて安堵の表情をしている二人とは逆にレンは警告し、警告を聞いた二人は咄嗟にレンと共に後ろに跳躍した。するとエステル達がいた所に銃撃が撃ちこまれた!

「あらあら……中々勘の良い娘ねえ。そっちのお嬢ちゃん達はその娘を少しは見習ったらどうかしら?」

するとその時銃を構えた女猟兵が現れた。



「お、女の人!?」

「エステルちゃん、レンちゃん、気を付けて!この人……かなり強いよ!」

「あら……。それを見抜く力はあるのね。それに、あのガスを食らってもう目が醒めたのは驚きだわ。さすがは遊撃士。体力だけは無駄にあるみたいね。それとそこの菫色の髪のお嬢ちゃん、昨日はよくもやってくれたわねえ?」

「うふふ、何の事かしら?」

女猟兵に視線を向けられたレンは小悪魔な笑みを浮かべ

「昨日嬢ちゃんが投擲した双剣、あたしの肩に刺さったんだよね。」

「うふふ、それは御愁傷様♪」

猟兵の話を聞いたレンは笑顔で答えた。



「あ、あんたたち!いったい何が目的なの!?どうして訓練場を襲ったのよ!?」

「ふふ……。答える義理はないわね。あなたたちに選べるのは2つ。大人しく降伏するか、このままあたしに狩られるかよ。」

「くっ……。(回収した装備で何とか戦える……!?)」

エステルは目の前の猟兵と自分達の装備の状況を瞬時に判断し、レンとアネラスに視線を向け

「アネラスさん!レン!」

「うんっ!」

「うふふ、昨日の”借り”をしっかりと返さないとね♪」

視線を向けられた二人はそれぞれ武器を構えた。

「ふふ……。いいわ、仔猫ちゃんたち。存分に狩らせてもらうわよ!」

そしてエステル達
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