第30話
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ち!?」
「で、でも……どうしてそんな人たちが!?」
「リベール国外では遊撃士協会と猟兵団は事あるごとに対立している……。ここが彼らの標的になってもそれほど不自然ではない……。ひょっとしたら……例の結社が手を回したのか……」
(どうも引っかかるわね………いくら対立しているとはいえ、報酬もでない襲撃なんて基本お金で動く猟兵団はしないと思うのだけど……!!)
クルツの推測を聞いたレンは真剣な表情で考え込だ後気配を感じて後ろに振り向き
「え!?」
エステルは驚いて声を上げた。窓が叩き割られて鎧に身を包んだ猟兵が1人侵入してきた後、エステル達に向かって行った!
「あ……!」
「しまった!」
猟兵の行動が早くアネラスとエステルは迎撃の構えが遅くなったが
「二の型・改―――双波洸破斬!!」
「何っ!?」
既に迎撃の構えをしていたレンは双剣を振るって斬撃波を猟兵に放ち、猟兵は驚きながら側面に回避した。
「瞬迅爪!!」
そこにエステルが棒を突きの構えをして突撃して来たが
「フッ!」
猟兵は大剣で受け流した。
「弧影斬!!」
その時剣を一端鞘に収め、抜刀したアネラスは抜刀した瞬間衝撃波の刃を放ち
「グッ!?」
衝撃波の刃をその身に受けた猟兵は怯んだ。
「四の型・改―――紅葉散華っ!!」
「チッ!?」
更にレンが電光石火の速さで猟兵の横を駆け抜けながら抜刀による斬撃を猟兵の脇腹に叩き込み、脇腹に斬撃を叩きこまれた猟兵はレンに煙幕弾を投擲したが直感で背後から自分を襲う脅威を感じたレンは背中を向けたまま側面に跳躍して回避し
「えいっ!ファイアボルト!!」
「くっ!?」
オーブメントの駆動を終えたエステルがアーツによる炎の弾丸を猟兵に命中させて怯ませた。
「たあっ!」
「ガッ!?」
その時アネラスが猟兵を蹴り上げ、同時にエステルとレンは駆け出し
「落葉!!」
「グッ!?」
蹴り上げた猟兵をアネラスが叩き落とした瞬間、エステルは棒で強烈な突きを放ち、同時にレンは闘気を溜め終わった拳を繰り出した!
「兎迅衝!!」
「剛烈破掌!!」
「ガハッ!?チッ、やるじゃねえか……」
二人の同時攻撃が猟兵に命中すると猟兵は壁に叩きつけられ、地面に跪いた!
「はあはあ……。な、何とか勝てたけど……」
戦闘が終了し、エステルは息を切らせながら棒を構えたまま、跪いている猟兵を警戒し
「そ、そこの人!武器を捨てて降伏してっ!」
「器物破損、不法侵入、傷害の容疑で拘束するわ。レン達―――遊撃士に喧嘩
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