第42話
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しますね。」
「……私、エヴリーヌ。」
「プリネの姉のリフィアだ。……………ん?クロ―ゼといったな。お前とはどこかで会ったような気がするんだが……」
クロ―ゼの顔をよく見たリフィアは首を傾げて呟いた。
「(え……!?どうしてリフィア殿下がここに……!?じゃあもしかして、こちらの方はリウイ皇帝陛下とペテレーネ様のご息女……!?)えっと……人違いだと思います。私の知り合いの方にメンフィル出身の方はいらっしゃいませんから……」
幼い頃、ある場所で祖母に促されてリフィアと会って挨拶をして、リフィアの正体を知っているクロ―ゼは表情には出さず心の中でリフィアが目の前にいる事に驚き、プリネの名を聞いた後メンフィル皇族の直系――マーシルン家の中で唯一自分と同じぐらいの年の皇女の存在がいた事を思い出し、察しがついて驚いた。そして隠している自分の正体が悟られないために誤魔化した。
「ふむ、そうか。まあいい、それよりルーアンとやらに向かうぞ。今度はどんな街か今から楽しみだ。」
「了解、じゃあ行こうか。みんな。」
リフィアの言葉に頷いたヨシュアは全員にルーアンに向かうよう促した。そしてクロ―ゼを加えたエステル達はルーアンに向かい始めた………
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