第34話
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、うん!!」
「わかりました!」
「フッ……それでは反撃開始だ!」
状況を見て好機と判断したシェラザードの言葉にエステル達は再び武器を構えた。
「グッ……獣ごときがなめた真似をしてくれたじゃねえか!?キール、ジョゼット!さっさと得物を取りやがれ!遊撃士共々血祭りにあげるぞ!!」
「う、うん!」
「ほどほどにしてくれよ、兄貴!」
ドルンの言葉にジョゼットは導力銃を、キールは長剣のように長い短剣を構え、エステル達に襲いかかった!
ついに始まった空賊――カプア一家との対決はエステル達の優勢だった。導力砲を軽々と使う唯一やっかいなドルンには狐らしき生物が周囲を素早く駆け回り、時には懐に飛び込んで鋭い爪で攻撃し、さらには火の球を口から吐き撹乱したのでエステル達はそれぞれ首領達の相手をできた。
「くっ……こんのぉっ!」
「ふっ、甘いよ!」
「いたっ!?」
シェラザードに銃で攻撃しようとしたジョゼットだったが、オリビエの精密な射撃のクラフト――スナイプショットに銃を持っている手を打たれ、導力エネルギーの弾を受けたジョゼットは痛みで銃を落とした。
「戦闘中に武器を落とすなんてまだまだね!喰らいなさい!」
「あう!?」
オリビエの攻撃によってできた隙を逃さずシェラザードは鞭による鋭い一閃の攻撃をするクラフト――シルフェンウィップで攻撃した。鞭による攻撃にジョゼットはさらに呻いて後退した。
「ちっ……これでも喰らえ!」
「遅い!絶影!」
一方キールはヨシュアに小型の爆弾を投げたが、回避されいつの間にかキールの横を駆け抜け、駆け抜ける際に攻撃をされた。
「ぐっ!?」
ヨシュアの神速の攻撃にキールは呻いた。そこに後退したジョゼットがキールの背にぶつかった。
「キール兄、どうしよう!こいつら……強すぎだよ!」
「泣き言を言うな!今はこいつらをなんとかして振り切るぞ!」
泣き言を言うジョゼットにキールは渇を入れたが、キール自身勝てる気がしなかった。キールとジョゼットが2人揃って纏まっているのを見たオリビエは特殊な銃弾に口づけをした後、それを銃に込めて撃った!
「お見せしよう!美の真髄を!!ハウリングバレット!!!」
「きゃぁぁぁぁ!!??」
「ぐわぁぁぁぁぁ!!??」
オリビエの放った特殊な銃弾によるエネルギーは普通の導力銃が放つエネルギーの数倍の大きさはあり、キール達に命中した後エネルギーが爆発した!そしてオリビエの強力な攻撃にキールとジョゼットは膝をついて、立ち上がれなかった。
「お休み、子猫ちゃん達♪」
キールとジョゼットを2人纏めて倒したオリビエは
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