第33話
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ろん……カシウス先生もね。」
「うん……!」
「了解です!」
「フッ……では行こうか!」
「フフフ……ついに余の異世界での活躍の時が来たか!」
「いやな予感……面倒なのはエヴリーヌ、嫌だよ。」
「リ、リフィアお姉様……お願いですから力の加減を間違って砦を崩壊なんてことをしないで下さいね……」
溜息をついた後、気を取り直したシェラザードの言葉に全員は頷いてアジト内部に潜入した。
「……………………………………」
さらにさまざまな場所でエステルを観察し、エステル達が空賊艇に忍び込むのを見て、空賊艇が飛ぶ瞬間、船に飛び移り潜んでいた狐らしき生物も現れ、エステル達の後を追って行った。
「…………」
「手下がいるみたいだね。……突入してみようか?」
「モチのロンよ!」
アジト内を歩いていたヨシュアは部屋から話声が聞こえたことに気付き、ヨシュアは部屋に近づきドアの隙間から談笑している空賊達を見つけて、戦闘準備をするように全員に合図を送った。
ヨシュアの合図に全員は武器を出して、ヨシュアとエステルを先頭に部屋に突入した!
「あん……?」
「なんだ、新入りか?」
「ガクッ……そんなわけないでしょ!」
「緊張感のない連中ねぇ。」
エステル達の姿を確認して言った言葉にエステルとシェラザードは相手の呑気さに呆れた。
「え、でもよ……それ以外に誰がいるって、」
「………………………………」
「……あの、まさか侵入者?」
空賊達はお互いの顔を見合わせた後、恐る恐る聞いた。
「ピンポン♪」
これから驚くであろう空賊達の表情を考えた、オリビエは楽しそうに肯定した。
「遊撃士協会の者です。降伏した方が身のためですよ。」
「じょ、冗談じゃねえ!」
「返り討ちにしてやらあ!」
ヨシュアの宣言に怒った空賊達はエステル達に襲いかかろうとしたが
「とりゃっ!」
「はっ!」
「ギャッ!」
エステルの棒の一撃やヨシュアの双剣の攻撃がそれぞれ攻撃した空賊を沈め
「フッ!」
「ウワァッ!?」
「そこっ!」
「ぎゃ!」
オリビエの銃での攻撃に怯んだ隙を逃さなかったプリネのレイピアの攻撃に悲鳴を上げて、気絶し
「余の風格を知るがよいっ!」
「キャハッ♪」
「「「「「ギャァァァ………」」」」」
リフィアやエヴリーヌが手加減した魔術――追尾弾やティルワンの闇界を受けてしまった空賊達は断末魔を上げて気絶し
「せいっ!」
「あう!」
シェラザードの鞭による攻撃に耐えられず、最後
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