暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第32話
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
やく追いついたという次第さ。」

「ツメが甘かったわね……。火酒に一気飲みでもさせておけば良かったかしら?」

「それは確実に死ねるんで勘弁してくれたまえ……」

しかし、シェラザードの言葉に顔面蒼白になった。



「それよりもキミたち。ここで空賊たちと戦うのは少々面白くないと思わないか?」

「別に面白くなくてもいいの!」

理解できないオリビエの発言にエステルは怒った。しかしオリビエはエステルの怒りを気にせず、珍しく真面目な表情で自分の意見を言った。

「いや、これは真面目な話。ここで戦って、ついでにあの兄妹を捕らえたところでだ。彼らがアジトの場所について口を割らない可能性だってある。それどころが、人質をタテに釈放を要求してくるかもしれない。」

「何事にもリスクは付きものだわ。それとも、リスクを回避できるいいアイデアでもあるのかしら?」

オリビエのまともな意見にシェラザードは自分なりの考えを言った後、尋ねた。

「フッフッフッ……諸君、耳を貸したまえ。」

シェラザードの言葉を待ってましたとばかり、オリビエは不敵な笑いを浮かべた。

「いいけど……。息を吹きかけたりしたら、マジでぶん殴るからね?」

エステルが念を押した後、オリビエが自分のアイデアを説明し、オリビエのアイデアに賛成したエステル達は行動を開始した………
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ