第32話
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やく追いついたという次第さ。」
「ツメが甘かったわね……。火酒に一気飲みでもさせておけば良かったかしら?」
「それは確実に死ねるんで勘弁してくれたまえ……」
しかし、シェラザードの言葉に顔面蒼白になった。
「それよりもキミたち。ここで空賊たちと戦うのは少々面白くないと思わないか?」
「別に面白くなくてもいいの!」
理解できないオリビエの発言にエステルは怒った。しかしオリビエはエステルの怒りを気にせず、珍しく真面目な表情で自分の意見を言った。
「いや、これは真面目な話。ここで戦って、ついでにあの兄妹を捕らえたところでだ。彼らがアジトの場所について口を割らない可能性だってある。それどころが、人質をタテに釈放を要求してくるかもしれない。」
「何事にもリスクは付きものだわ。それとも、リスクを回避できるいいアイデアでもあるのかしら?」
オリビエのまともな意見にシェラザードは自分なりの考えを言った後、尋ねた。
「フッフッフッ……諸君、耳を貸したまえ。」
シェラザードの言葉を待ってましたとばかり、オリビエは不敵な笑いを浮かべた。
「いいけど……。息を吹きかけたりしたら、マジでぶん殴るからね?」
エステルが念を押した後、オリビエが自分のアイデアを説明し、オリビエのアイデアに賛成したエステル達は行動を開始した………
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