第26話
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は戸惑いの表情で答え
「―――!!気をつけて、下さい……!封印が解かれたという事は、”守護者”が出てくる可能性が、高いです……!」
何かに気付いたアリエッタは血相を変えてその場にいる全員に警告した。
第一結界の消滅により、『環』からの干渉波、微量ながら発生……。『環の守護者』の封印解除を確認……。全要員は、可及的速やかに封印区画から撤退してください……
するとアリエッタの警告に応えるかのように機械的な声の警告がなくなると、ルーク達の横にあった壁がなくなり、大きな空洞が出来た。そして空洞の奥から小さな赤い光がいくつか出た後、リシャール大佐が呼び出した人形兵器とは”格”が違う超大型の人形兵器と周囲を浮遊している人形兵器が現れた!
「な、なに、このブサイクなの……」
「ディストが操縦していた譜術兵器と大して変わんねえぞ……」
突如現れた人形兵器の形状を見たエステルとルークは呆れ
「気をぬかないで!こいつが『環の守護者』だ!」
「ディストが作ったのと比べて、あいつらの方が何倍も強い、です……!」
呆れている二人にヨシュアとアリエッタはそれぞれ真剣な表情で警告し
「おいおい……こんなのと戦えっていうのかよ!?」
「―――見た目にごまかされるな!奴等の強さは尋常ではない!」
フレンは未知の敵に戸惑い、未知の敵の強さを感じ取ったバダックは厳しい表情で声を上げて警告した。
ゲート固定……導力供給完了……再起動確認……MODE:索敵行動……座標確認……『環の守護者』トロイメライ……索敵行動開始……
未知なる存在にして『環の守護者』――――トロイメライとの戦闘を開始したルーク達は最初は苦戦したが、相手の攻撃は単調であったのでその事に気付いたルーク達はすぐに対処をすると共に反撃を開始し、隙を見つけて全員で集中攻撃を叩き込んだ。しかし普通なら破壊されてもおかしくない程叩き込まれたにも関わらずトロイメライは倒れなかった。
「な、なんで倒れないの!?」
「一体どれだけタフなんだよ!?」
普通なら倒れているはずの攻撃を受けたにも関わらず倒れないトロイメライにエステルとフレンは戸惑い
「――――小僧!”超振動”は使えるか!?」
「ああ!もうこうなったら”超振動”でぶっ潰してやる!」
どのような物でも破壊する程の威力を持つ自分の”切り札”を知るバダックに視線を向けられたルークが頷いたその時
「気を付けて、下さい………!」
「まだ、何かするつもりだ!」
敵が動き出した事に気付いたアリエッタとヨシュアは警告した。するとトロイメライは取り巻きの浮遊していた人形兵器を自らの手と合体
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ