第27話
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、もしリフィア達に話を振られたら彼女達に話を合したほうがいいよ。)
(ヨシュアの言う通りよ……これはひょっとしたら面白いものが見れるかもしれないわね……♪)
(う、うん………でも、面白いものってなんだろう?)
リフィア達が正体をモルガン達の前で言ったことにエステルは焦り、小声でヨシュアに相談したがヨシュアはリフィア達の真意がある程度わかり、エステルにリフィア達と話を合わせるように言ってエステルはそれに頷き、シェラザードは口元に笑みを浮かべて驚愕しているモルガン達を見た。
「なっ……!?メン……フィル……の皇女だと!?ふざけるのも大概にしろ!そんな身分の高い方達がこのようなところにいるはずがないだろう!!」
一方リフィア達の名に驚いた副官だったが気を取り直し、リフィア達の正体を否定した。
「ほう……余を偽物呼ばわりするか。……モルガン。貴様もそこの雑兵と同じことを言う気か?」
偽物呼ばわりされたリフィアは不愉快そうな表情をしてモルガンを見た。
「め、滅相もございません!!私の教育が足りなかったようです!!ここは私の顔に免じてどうかこの者達の無礼を許してやって下さい!!……お前達!そこで何を呑気につっ立っている!!この方達は正真正銘、我が同盟国メンフィルの皇族の方達だぞ!!」
話を振られたモルガンは顔を青褪めさせた後、椅子から立ち上がってリフィア達の正面に来て跪いて頭を下げ、跪いていない副官達に気付いて怒鳴った。
「は、はい!」
「申し訳ありませんでした!」
上官に怒鳴られ、状況を理解した兵士や副官も青褪めた後、その場で跪きリフィア達に謝罪した。
「思い出しました……!リフィア……リフィア・イリーナ・マーシルン……メンフィル皇女にして大国メンフィルの次代の皇帝……!!プリネ姫はリウイ皇帝陛下のご息女であると同時にアーライナ教のトップ『闇の聖女』のご息女……!!」
リフィア達のことをようやく思い出したメイベルはリフィア達の正体を呟いた後、信じられない表情でリフィア達を見た。
「顔を上げよ、モルガン。余はそんな細かいことに一々目くじらをたてるほど心が狭くないからあまり気にしておらぬ。……余達を偽物呼ばわりしたのは少々見逃せないことだが、今回はお前の顔に免じて水に流してやろう。」
「ハッ!お心遣い、感謝いたします!」
(うわぁ〜……あれだけ、あたし達に怒鳴っていた将軍がリフィア達にペコペコするなんて信じられない光景よね……)
(それだけリフィア達の身分が凄い証拠だよ……モルガン将軍は僕達と違って”軍人”だからね。特に他国の王族に対しては慎重な態度になって当然だよ。)
(ええ、加えてメンフィルはエレボニアを超
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