第19話
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「絶影!!」
「グッ!?」
そしてヨシュアは放たれた弾丸のような速さで突撃してバダックの胴を斬り
「鷹爪!」
空中へと跳躍したエステルは闘気を纏わせた足から衝撃波を2回連続で放ち
「落瀑蹴!!」
「ガッ!?」
最後に闘気を全身に纏って落下しながら蹴りをバダックの腹に命中させ、蹴りを腹に命中させた瞬間空中でバク転してバダックから距離を取った場所で着地した。
「こおぉぉぉぉ………」
その時ジンは両手に膨大な闘気を溜め込み
「――――奥義!破ッ!雷神掌!!」
溜め込んだ闘気を巨大な球体にして解き放った!解き放たれた球体はバダックに直撃し、大爆発を起こした!
「ぬああああああああああああっ!?」
大爆発はバダックの叫び声と共にアリーナ中を轟かせ、その瞬間エステル、ヨシュア、ジンは一気に爆発の中心地に詰め寄った!
「グッ……!?――――!!」
爆発の煙が晴れた瞬間、エステル達はバダックの首筋に武器を突きつけ、その事に気付いたバダックは目を見開き
「―――見事。此度の戦いはお前達の勝ちだ。」
やがて静かな笑みを浮かべて大鎌を地面に落とすと共に降参を示す意味を込めて両手を上げた。
「―――勝負あり!蒼の組、ジンチームの勝ち!!」
その瞬間、エステル達の勝利を告げる号令が審判の口から発され、アリーナの観客達はアリーナ中を轟かせる程の歓声を上げた。
「やったあああああっ!」
自分達の勝利が審判の口から告げられるとエステルは棒を突き付けた棒を空へと掲げて嬉しそうな表情で声を上げ
「勝った………勝てたのか……あの『獅子王』を相手に………」
ヨシュアは呆然とした様子で双剣を地面に落とし
「はあはあ……さ、さすがに疲れたねえ………」
安堵によって疲労が一気に襲ってきたオリビエは疲れた表情で息を切らせ
「はは………”最強の遊撃士”と称される遊撃士の一人であるあのバダックの旦那に勝てたなんて、正直実感が湧かないぜ……………」
自分達にとって”最強”の存在である男に勝てた事に嬉しさを感じるジンは口元に笑みを浮かべていた。
「―――見事な連携だった。しかし一つだけ疑問があるのだが……聞いてもいいか?」
自分を破って喜んでいるエステル達を称えたバダックは戦闘不能にしたはずなのに復活したエステル達の事を思い出し、その理由を知る為に尋ねた。
「ん?何かしら?」
「あの時、俺の奥義を受けたお前達は全員無力化されたはずなのに、何故治癒アーツも受けずに復活したのだ?」
「ああ、あの時ね〜。あれはこれのお蔭よ。」
バダックの質問を聞いたエステルは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ