第17話
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〜エリーズ街道〜
「行けっ!奴等の喉を食いちぎれっ!!」
「ウォンッ!!」
戦闘開始早々特務兵の指示によって軍用犬達が一斉に主の敵を食いちぎる為に突撃したが
「刃よっ!―――――インフィニティスパロー!!」
アーシアが法剣を天へと掲げると刃が別れて飛び廻り、まるで魔法のように次々と襲い掛かって来る犬達を襲って怯ませ
「そこっ!!」
さらにもう片方の手からはボウガンを構え、次々と矢を放って犬達の頭に命中させ、犬達の足を止めた。
そして運良くアーシアの攻撃が逃れた犬達が数匹ルーク達に向かったが、その時ルークが前に出て剣を地面に刺した。
「――――守護方陣!!」
ルークが剣を地面に刺すと淡い光の結界が地面から発生し、結界に突撃して来た犬達がぶつかり、結界によって肉を焼かれた犬達は次々と撃ち落されるかのように結界にぶつかるごとに地面に落ち、怯んだ。
「援護するぜっ!――――クゥエルスマッシュ!!」
その時フレンが怯んでいる犬達の集団の中心に飛び込み、トンファーで次々と犬達の頭に強烈な打撃を次々と命中させ、脳を揺さぶられた犬達は身体が麻痺したかのように動きを鈍くし
「二の型・改――――裏疾風!双牙!!」
そこにレンが電光石火に襲い掛かり、次々と二振りの小太刀で犬達の身体を斬り裂き、絶命させた!
「降り注げ、七色の聖剣!――――プリズムフラッシャ!!」
そしてイオンの声に反応するかのようにアーシアの攻撃によって怯んでいる犬達の頭上に虹色に輝く7本の剣が現れ、次々と落下して犬達を貫き
「裁きの十字よ、敵を討て!ブラッディクロス!!」
魔力による光を輝かせるぬいぐるみをアリエッタが掲げるとぬいぐるみは強烈な光を発し、その瞬間犬達の足元に血を思わせるような真っ赤な刃が現れ、十字に斬り裂いた!
「馬鹿なっ!?」
「軍用犬達があんな短時間で!?」
「正規軍をも翻弄できるんだぞ!?」
「それをたったあれだけの数で殲滅だと……!?」
「クッ!?まさか噂に聞く七耀教会の”法術”!?」
王国軍をも翻弄した特務兵の主戦力でもある戦闘犬達が全滅した事に特務兵達は混乱し、カノーネ大尉は唇を噛みしめた。
「”法術”では、ないです。」
「ハハ……っていうか今更だけど、何で譜術がこの世界で使えるんだろうな?」
特務兵達の言葉に反応したアリエッタの言葉を聞いて苦笑いをするルークは首を傾げ
「フフ、もしかしたら”七耀脈”が”プラネットストーム”の役割をしているのかもしれませんね。属性の数も”音素”と同じ7種類ですし。」
「あー、なるほどなあ……確かに言われてみればそう
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