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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第10話
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化が早いから、必死になって男にアプローチをしないと貴女みたいな中古品はすぐに売れ残っちゃうし♪同じ女として同情するわ♪」

「誰が中古品で売れ残りですって!?」

「ベ、ベルフェゴール!?」

からかいの表情でサラ教官の怒りを次々と買うような発言を次々と口にするベルフェゴールにリィンは慌てだし

「うふふ、それじゃあまた用があったら呼んでね、ご主人様♪」

慌てだすリィンや自分を睨むサラ教官の様子をからかいの表情で見つめたベルフェゴールはリィンの身体の中へと戻って行った。



「見てなさいよ……いつか絶対にその余裕そうな面を恐怖に変えて、あたしを舐めた事、後悔させてやるんだから……!」

ベルフェゴールがその場から消えるとサラ教官は怒りの表情で呟き、サラ教官の物騒な発言を聞いたその場にいる全員は冷や汗をかき

「ハア……場をかき乱すだけ乱して、自分は逃げるなんて。契約しているこっちの身にもなってくれよ……」

(うふふ、期待して待っているわ♪)

リィンは肩を落として疲れた表情で溜息を吐き、サラ教官の呟いた言葉を聞いていたベルフェゴールはからかいの表情でサラ教官の見つめていた。



「え、えっと、サラ教官。リィンさん達が戦った相手は一体何なのでしょうか?」

その時場の空気を変える為にプリネがサラ教官を見つめて尋ね

「そ、そう言えば……!」

「機械……?見た事ないかも。」

プリネの言葉を聞いたアリサとフィーはそれぞれ自分達が戦った人形兵器達を思い出した。



「んー、とある筋から押し付けられちゃった物でね。あんまり使いたくないんだけど色々設定できて便利なのよね〜。ま、ちゃんとテストの役に立ったし、結果オーライということで♪」

(色々事情がありそうだけど話すつもりはなさそうだな……)

笑顔で答えを誤魔化すサラ教官をリィンは呆れた表情で見つめていた。



「―――さて。”実技テスト”はここまでよ。先日話した通り、ここからはかなり重要な伝達事項があるわ。君達”Z組”ならではの特別なカリキュラムに関するね。」

「!!」

そしてサラ教官の口から出た今まで気になっていた言葉が出ると全員真剣な表情でサラ教官に注目した。



「ふふ、さすがにみんな気になってたみたいね。それじゃあ説明させてもらうわ。君達に課せられた特別なカリキュラム………それはズバリ、”特別実習”よ!」

「と、”特別実習”……ですか?」

サラ教官の口から出た未知なる言葉を聞いてクラスメイト達と共に黙って考え込んだ後、クラスメイト達を代表するかのようにエマが戸惑いの表情で尋ね

「……な、なんだか嫌な予感しかしないんだが……」


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