第18話
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ライドが高くて気難しい奴らかと思ったが、あんなに気さくな態度をとってくるとは意外だな。けど、爺さん。いいのか?もし、怪我とかしたらちょっと厄介なことにならねえか?」
グラッツはアネラスと談笑をし始めたリフィア達を以外そうな目で見た後、あることに気付きルグランに聞いた。
「ああ、そこは心配しなくてもよい。両親からも彼女達が怪我等しても責任を負わせるつもりはないと言質をとっておるから安心してくれい。」
ルグランはグラッツの心配を苦笑しながら否定した。
「…………おい、爺。あの小娘共が俺達のサポーターをやるっていうのはマジで依頼なのか?見た所ガキも混じっているぞ。」
好意的な目で見ているアネラスやグラッツと違って、アネラスと談笑しているリフィア達を一人一人睨んでいたアガットはルグランに聞いた。
「お主はもう少しその口の悪さはなんとかならんのか……嬢ちゃん達は気にしないと思うが、下手したら大事になってもおかしくないぞ……」
ルグランはアガットの口の悪さに溜息をついて注意した。
「んなことは今は関係ねえ。それで、どうなんだ?」
「もちろん依頼じゃ。すでに依頼料も渡されているし協会本部も、このことを依頼と認めておる。それにこの依頼はすでにお前達とはほかの遊撃士が受けておる。」
「ん?ほかの遊撃士が受けているのにいいのか?」
グラッツはルグランの言葉に引っ掛かり聞いた。
「うむ………この依頼は少々特殊での。彼女達は基本、すでに依頼を受けている準遊撃士と共に行動することになっているのじゃが、彼女達の実力は明らかに依頼を受けた準遊撃士の実力を上回っていての。ずっと彼女達を準遊撃士のサポーターにつけていたら準遊撃士の実力が上がらなくなる恐れも出てくるから、依頼者にも許可を取ってほかの遊撃士達の仕事も手伝ってもらうことにしたのじゃ。報酬はこの依頼を直接受けた準遊撃士が依頼終了をした時にお主たちにも別依頼扱いの報酬として支払われるから安心していいぞ。」
「さすがに貴族だけあって、羽振りがいいな……ん?今、依頼を受けた遊撃士より明らかに実力が上回っていると言っていたよな?………あいつら、見かけによらず強いのか?」
グラッツはリフィア達の実力に興味が沸き聞いた。
「だから、それを今からお主たちに確かめてもらうのじゃよ。わしも彼女達の実力はまだよく知らんが彼女達は”闇夜の眷属”であると言えば実力はある程度わかるじゃろ?」
「!なるほど………それは興味深いな………!」
噂でしか聞いたことのない闇夜の眷属の実力が見れることにグラッツは不敵な笑顔を浮かべた。
「爺、さっき準遊撃士が受けていると言っていたが、なんでひよっこがこんなややこしい依頼を受
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