第1章〜消えた飛行客船〜 第15話
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」
自分と同じくらいの2人がすでに民のことを考えているのを知ってエステルは感心した。
「カーリアンって人はもしかして、強者揃いのメンフィルの中でも一、二の実力を持つと言われるあの女性剣士かい?同じ実力を持つファーミシルス大将軍にも稽古してもらうなんて、”闇の聖女”さん直々の魔術に加えて戦闘の稽古相手の凄さ……それは強くなるよ……メンフィル皇帝も大陸で最強の突剣使いって言われているし。」
ヨシュアはプリネに戦闘指導をした人物の名前を知り、プリネが強い理由に納得した。
「確かにリウイは強いがそんなリウイを剣で追い詰めた相手がいるぞ。」
「はっ!?あのメンフィル皇帝に剣で追い詰めるってどんな化け物よ!?」
シェラザードはリフィアの言葉に驚愕し、リウイを追い詰めた相手がどんな相手か想像できなかった。
(もしかして……)
(セリカ〜……なんでメンフィルの王様と戦ったの〜……?そんなことしたらレスぺレント地方で賞金首や指名手配にされちゃうよ〜……?ただでさえセリカには敵が多いんだから……)
リウイを追い詰めた相手に心当たりのある守護精霊や使い魔はそれぞれ複雑な表情をした。
「ふむ、それは機会ある時に教えてやろう。それよりボース市とやらに早く行こうぞ!」
「そうね!関所も見えてきたし、やっと半分ね!先を急ぎましょう!」
そしてエステル達は関所を越え、途中で会った遊撃士ーーグラッツの言葉に疑問を持ちつつボース市に到着した……
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