暁 〜小説投稿サイト〜
堕天目録〜地神逆鱗〜
1話目「神と天使」

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チルドレンが答えた。

「じゃあ私もう死んじゃってるの?」

まあ風通の人からすると神と天使などは基本的に天国と地獄を想像するだろう
名前も思い出せない少女にとっては余計そう考えが偏る

この質問に帰ってきた返答は意外なものだった
サマー「うーん……どっちだろう…どっちだろう……」
それをこっちが聞きたいの!
叫びそうになるが口を押さえる

そういや、 ここどこ?
今更だが気付いた。
周りを見渡すと村があったような 古い家が何件も。
ここまで荒れ果てているのは長い間使われなかった証拠だろう…
「ん?」

自分の足元をちらと見る そしてもう一度ちらと見る
足元に変な魔方陣…?らしきものがある
チルドレン「あーもうその事はいいからこれはなに?」
もう答えを聞くのもめんどくさくなったので
さっきの話はおいといた

サマー「あ、それはね、天廻廊だよ……それを天使の足元に書かれると」

「暗闇に閉じ込められたみたいになって出れなくなるんだ」

それを聞き驚いた。同時に 下手人への殺意、いらつぎが湧いた
チルドレン「犯人は誰……」

少し怒った…?
サマー「そ、それは……」
フウジン?サマーは戸惑った
この名前を言っていいのか……?
もし もう一度[あいつ]の元へ行ったら…
今度は間違いなく殺されて 再び




天使と神との妖怪の衝突が起こるかもしれない事を……
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