一話目
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「それじゃあ、いただきます」
「「「いただきます(!)」」」
強く、優しい両親に、頼れる姉と兄。どこからどう見ても、なのははこの上ない幸福(しあわせ)者だった
そんな彼女に、一つの転機が訪れようとしていた
木漏れ日の差すほの暗い森の中。一人の少年が光を放つ不思議な陣の上に立っていた
その服はまるで旅人のようで、髪は外国人のように綺麗な金色だった
ポツリポツリと呟いているが、言語が違うらしく何を言っているのかは分からない
「―――、―――………ジュエルシード、―――!」
呟き終えたと思えば、瞬間陣が光を強め、緑色の光を放つ帯を伸ばした
その帯は、点滅を繰り返している一つの青い宝石に巻きつき、包んだ
瞬間。辺りを光が覆う。視界が真っ白に塗りつぶされるが、目が慣れた頃には先程の宝石は点滅をしていなかった
「ハァ…ハァ……。―――、―――――…」
それだけ言って、少年はその場に倒れた
少年少女が交わろうとしていた
この町『海鳴市』で―
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