第14話(序章終了)
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恩人!?」
シェラザードはリフィアがレナの命を救ったことに驚いた。そしてエステルは涙を腕で力一杯拭き太陽のような笑顔でリフィアにお礼を言った。
「お礼が遅くなったけど………リフィア、あの時、瓦礫に埋もれて瀕死だったお母さんを助けてくれてありがとう!!」
「ほう、お主があの時の少女だったのか………何、余は王族として、また一人の人として義務を果たしたまでじゃ!あの時から余とエステルは出会うべき運命だったのじゃな!」
「ふふ、本当にその笑顔はあの時から変わらないわね。……友達としてもこれからよろしくね!」
「うむ!」
リフィアとエステルのやり取りを周囲の者達はしばらく微笑ましく見ていた。
「フフ、エステルさんとリフィアお姉様。お二人とも似た者同士だから本当に微笑ましいですね。」
「えっと……プリネ?似た者同士ってどういう意味かな……?」
思わず呟いた言葉に反応したヨシュアは嫌な予感がして自分の予感が当たらないようエイドスに願いつつ聞いた。そしてプリネはそんなヨシュアの願いを知らず見事に打ち砕いた。
「あの眩しい笑顔もそうですけど、何より性格だと思います。お姉様は基本的に、人の話を聞かず思い立ったら即実行してしまう……その、いわゆる暴走してしまう部分がありますから。
エステルさんもそんな風に見えたのですが、間違っていたでしょうか?」
「…………いや、君の言う通りだよ………はぁ〜…………(エステルだけでも手一杯なのにそれがもう一人増えるのか………大丈夫かな、僕……)」
リフィアの性格を知ったヨシュアはこれからの旅に起こるであろうことを考え大きな溜息を吐き肩を落とした。
(ヨシュア………準遊撃士になったばかりなのにきつい事を押しつけてごめんね………せめて報酬は交渉して、もう少し多めに貰えるよう後で交渉してあげるわ……)
(がんばりなさい、ヨシュア………プリネさんはまだまともだから、いざとなったら2人で協力してあの暴走コンビを抑えなさい………)
ヨシュアの様子を見てシェラザードとアイナはそれぞれ哀れに思った。そしてプリネはある事を思い出し、エステル達にそれを言った。
「そうだ………私達の姓ですけど、”マーシルン”を名乗らず旅の間は”ルーハンス”を名乗りますのでその点を注意して下さい。」
「さすがに王家の姓を名乗ったら色々問題が起こるだろうしね。後でエステルにも言い聞かせておくよ。」
「ありがとうございます。そこの受付の方もお願いしますね。」
「ええ、ほかの支部の受付達にもそのことは伝えておきます。」
アイナはプリネの言葉に頷き、ヨシュアはプリネの言葉に納得した後、プリネ達の正体をエステルがばらさないよう細心の注
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