暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第14話(序章終了)
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の仕事をサポートさせること。それが依頼内容よ。」

「えっと、それってどういうこと??」

依頼内容の意味がわからなかったエステルは質問した。

「要するに僕達の修行の旅に同行者が3人増えるってことだよ。後、その人達が僕達の仕事を手伝ってくれるってことだね。でも、いいいんですかアイナさん?

僕達はまだ準遊撃士に成り立てですよ?それに一般の人達に僕達の仕事を手伝わせるのは無理なんじゃあ……遊撃士の仕事は荒事もありますし、正直僕達2人で

3人も守るなんて難しいことだと思いますよ。」

エステルに判り易く説明したヨシュアはアイナに依頼の難しさを訴えた。

「私だって最初は断ろうと思ったけど相手が相手だしね……本部にも一応聞いたけど、今回は特例よ。後、護衛に関しては一切心配しなくていいと思うわよ。多分、あなた達より実力があると思うし。」

「あたし達より実力があるってどんな人達なの?」

同行者の3人が気になったエステルは質問した。



「………会えばわかると思うわ。ちなみに提示された報酬の金額はこんなにあるわ。」

3人はアイナから見せられた依頼書に書かれてある報酬の金額を見て驚愕した。

「いち、じゅう、ひゃく………じ、10万ミラ〜〜〜〜〜!!!!!????な、何よこの金額!!??」

「信じられない金額ですね………相手は貴族か商人ですか?」

「何よ、このバカげた金額は!?先生でもこんな報酬の仕事、滅多にないわよ!?準遊撃士の報酬で10万ミラなんてありえないわ!?」

エステルとシェラザードは提示されてある金額に目を大きく見開き思わず叫び、ヨシュアは依頼者の正体を推理した。



「私も本当なら受けるにしてもカシウスさんか最低でもB級と思ったんだけど、カシウスさんは行方不明だし、何より相手がエステルでないとダメって言い張るのよ……」

「………どうして、その依頼者はエステルを指名したんでしょうね?僕達はまだ準遊撃士の成り立てで父さんやシェラさんと違って知名度はないのに。」

ヨシュアは最大限に警戒し、相手の思考を考えたがわからずアイナに聞いた。

「それはあんまり詳しく教えてくれなかったけど、唯一教えてくれたのはエステル。あなたが”闇夜の眷属”と仲がいいからよ。」

「へ……?なんでそれが関係するの??」

アイナに言われたことが理解できなかったエステルは目を丸くした。

「……ちょっと待ってアイナ。”闇夜の眷属”が関係してあんたが断れない相手でこんな金額を出せる人物ってもしかして……」

アイナから出たある言葉から依頼者を推理したシェラザードは信じられない人物が浮かび上がりそれを聞こうとした時、ギルドの扉が開かれた。


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ