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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第6話
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プリネを見つめていた。

「斬!!」

「セイッ!!」

そして二人は傷一つ負う事なく戦闘を終わらせ、リィン達の方に振り向いた。



「あら……貴方達は。」

「皆さん、ご無事だったんですね。」

リィン達を見たプリネは目を丸くし、ツーヤは微笑んだ。

「見事だ………―――俺の名はガイウス・ウォーゼル。よろしく頼む。」

「え、えっと……エリオット・クレイグです……!そ、そのよろしくお願いします……!」

「ユーシス・アルバレア。一応、改めて名乗らせて頂く。」

「―――ツーヤ・ルクセンベールと言います。よろしくお願いします。」

「―――プリネ・カリン・マーシルンと申します。エリオットさん……でしたね?そんなに固くならなくてもいいですよ。今後共に机を並べる仲になるのですから。」

ガイウスとエリオット、ユーシスが名乗るとツーヤとプリネも名乗り、エリオットの恐縮した様子にプリネは苦笑しながら答えた。



「で、でも……あのメンフィル帝国のお姫様なんだよね………じゃなくて、なんですよね!?お姫様に対して、失礼を働く訳にはいきませんし……!」

「フフ、今は一留学生の身分ですのでそんなに畏まらないで下さい。せっかく同じクラスになったのですから、皆さんとはもっと親しくなりたいと思っていますし。」

「う、うん………」

「そう言えば……他の人達はどうしているんですか?」

「実は―――――」

そしてリィン達は今までのやり取りを説明した。



「そうですか……………確かにレーグニッツ知事を父に持っている事も関係しているかもしれませんが、エレボニア貴族であるユーシスさんどころか、他国の皇族や貴族である私とツーヤを含めた身分の高い方達に嫌悪感を持っている事からして、恐らく過去に身分の高い方達に何か酷い事をされたのかもしれませんね。」

「………………………」

考え込みながら呟いたプリネの推測を聞いたユーシスは目を伏せて黙り込み

「え、えっと……二人は今まで何をしていたんだい?」

話を変えるかのようにリィンは戸惑いの表情で2人を見つめて尋ね

「先程ラウラさん達と会って、探索と共に単独行動している人達の捜索をしていたんです。………まあ、今までの話を聞く所、マキアスさんを最優先で探した方がいいかもしれませんね。」

リィンの疑問にツーヤは答えた後苦笑いをした。

「確かに………」

「一人で魔獣がいる所をうろつくなんて危険だもんね……」

ツーヤの話にガイウスは頷き、エリオットは不安そうな表情をした。



「それにしてもずっと気になっていたんですが……エレボニア帝国では身分制度ってそんな
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