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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
17:神に祈っても奴等は役に立たない。悪魔に祈っても奴等は裏切る。つまり祈るだけじゃダメなんだよ。
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ンマンです。

一応作って置いた新たな武器“大金槌”でストーンマンに攻撃する。
これまた前回と同じで、小さいストーンマンは瞬殺出来るんだけど、大きい親ストーンマンには歯が立たない。
時間がなく、まだ1本しか作ってない大金槌を壊す訳には行かないので、早々に諦めて退散。

退散と言っても帰る訳ではなく、目的のピラミッド方面への転進だ。
大体の位置はショーターから聞いておいたので、迷う事なく到着。
ピラミッドを守っているのか、鎧の騎士と呼ばれてるモンスターを鉄の剣で撃退すると、中腹にポッカリ空いてる出入り口らしき場所から華麗に侵入。

外は砂漠地帯で暑かったけど、ピラミッド内はヒンヤリしてて不気味に涼しい。
美女と一緒に来れたなら、物音一つで『きゃっ、こわ〜い?』とかなんとか言っちゃって楽しいんだろうけど、生憎現在お一人様進行形なので楽しみは皆無。

内部は複雑な迷宮になってると思ったんだけど、曲がりくねってはいるが一本道に気も緩みがち。
そして階段を上ると目的物の展示コーナーへ。
そうです、火を噴くかどうか判らない石像が2体。

しかし、その火を噴くかどうか判らない石像を囲む様に、人間とは思えない気配の人間の姿をした連中が祈りを捧げてる。
一番近くに居た人間とは思えない気配のオッサンの姿をした奴に話しかける。

『さぁ貴方も祈りなさい。あの火を噴く石像様に祈りを捧げるのです。そうすれば永遠に生きられるでしょう』
うん、後悔した。
話しかけるんじゃなかったよ。

死んでたとこ無理矢理生き返らせられて、強制的に働かされてるのが俺。
永遠になんて生きたら、永遠に働かされてしまう。
冗談ではない!

だからサッサと目的物を回収して、ピリンの下に帰ります。
俺は大金槌を手に持ち火を噴くと言われてる石像に近づいて行く。
あと数歩で俺の攻撃範囲内と言う所で、突然邪悪な面構えの石像の口から火炎が吹き出してきた! あまりの出来事に、吃驚して情けなく尻餅。

本当に火を噴くんだ……あの石像!?
ブルドッグとコウモリを足して二で割った狛犬の様な石像の、激しすぎる火炎に驚いてると、周囲の人間とは思えない気配の人間の姿をしてた奴等から冷笑が聞こえてくる。

(あったま)にきたね。
2体有るのだし、持ち帰るのは1体だけで勘弁してやろうと思ってたけど、もう2体とも持ち帰る!
『それが無くなったら我らは何に祈りを捧げれば良いんですかぁ〜(涙)』と泣き付かれても、もう知らないね。

適当に小石でも置いて『これに祈れボケェ』と言って帰ってやる。
祈るだけで世の中が変わると思うなよ。
行動が伴わなきゃ何も起きないんだ。

大金槌を振り下ろし火を噴く石像1体を台座から外して腰の袋へ仕舞い込む。
そして吃驚唖然と
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