第8話
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その場にはしばらく沈黙が流れ、やがてシェラザードが口を開いた。
「レナさん、エステルはいったいどうやってあの闇夜の眷属の人と知り合ったんですか?」
「私も詳しいことはわからないんだけど、あの子が言うには森で寝ていた彼女を見て話しかけて最近友達になったそうよ。それにしてもまさかメンフィル皇帝と縁のある方だったなんて……」
「はぁ……あたしの時と言い、相変わらずあの子には驚かされますね……」
「ふふ、そうね。」
シェラザードは自分とエステルの出会いを思い出し、思わず溜息をつきその後真剣な顔をした。
「レナさん、もし今日エステルがあのリスティと云う人と帰ってきた時、引き留めてもらえますか?いろいろと聞きたいことがあるので。」
「リスティさんとはたまにいっしょに食事をしているからいいわよ。」
「ありがとうございます。」
レナに礼を言ったシェラザードは事件解決に向けて何か進展ができるかと思い気を引き締めた………
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