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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第7話
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しているわ。がんばりなさい、エステル。」
「うん!」
父と母に自分の夢を応援され、エステルは元気よく頷いた。

その後久しぶりの家族そろっての夕食に3人は楽しんだ。そしてエステルが寝かしつけた後、カシウスはレナと話をした。
「レナ……今回のことが片付いたら俺は軍人をやめて遊撃士になろうと思う。」
「あなた?」
「エステルとお前から話を聞いて痛感した……軍人では身近な人間は守れない。今回はリウイ殿達のお陰でお前達は無事だったが、次があるかもしれないしな……だから俺はそうならないために遊撃士になる。」
「あなたがそう決めたのなら私はそれに従います。」
一家を預かる男として、職を手放すその行為にレナは笑顔で応援した。

そしてリベール王国はメンフィル帝国との条件を呑み、同盟を結んだ。異世界の宗教を広めることに七曜教会の
一部が反対したが、グランセルの司祭よりアーライナ教が広まる元となる人物は王族であり、またその人物より敵対する意思はないと伝えられ、星杯騎士団がメンフィル帝国を相手にする訳にもいかず、しぶしぶながらアーライナ教の布教を認めた。
その後、メンフィルの攻撃とリベールの反撃で疲弊したエレボニアはメンフィルとの仲介を条件にリベール侵攻を断念し、リベール、メンフィルと講和条約を結んだ。

こうして後に百日戦役と呼ばれる戦争は結果的に戦争を仕掛けたエレボニアが領土のいくつかを失い終結した。
また、ペテレーネは今回の功績が評価されアーライナ自身がメンフィルに降臨し、ペテレーネにさらなる力を授けるという異例の事態が起こった。

そして数年後………
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